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堀井On-Line
by horii86
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■7044,映画観賞 〜『ホテル・ムンバイ』
なっていて、そこにローンという落し穴が組み込まれ、蟻地獄に陥っていく。
私の事業が装置産業のため、長期ローンの恐ろしさも知らず、結果は、このザマ。
ホテル4棟のオーナーではなく、最大時に23億の借金の土地屋敷の権利書を
持っていただけ。で、整理をして、初めてそのことに気づく。しかし、
「ただ権利書と相殺しただけ」も事実。だから、これで良かった!が実感で、
何も命を奪われることもない。 経験しなければ、この道理を実感できない!
・・・・・・
4484, 怒らないって本当は恐い!
2013年06月26日(水)
『怒りの作法』小川仁志 著
生家が大家族で商売をしていたこともあり、自分の感情を顕わにすることは
絶対タブーの中で育った。それもあって『情念の話術』ーヒトラーの魔力 ーを
学生時代に読んだ時、私の常識と全く逆の内容に驚いた。この本でナチスの大衆
誘導の手法を教えていた。「大衆は女子供のようなもの。喜怒哀楽を込めた情念
で煽って集団催眠にかける手法。右手を胸につけ右上にあげる。演説で大声を
振り上げ怒りの感情を大衆に訴え扇動する。それらの手法を日常の話術や、行動
のエネルギーの源泉にせよ。喜怒哀楽をエンジンとみたてフル回転し行動の
アクセルにせよ」というのだから・・ 当時の私にとって、これは性格を変えて
しまうほどのインパクト。私が怒りっぽくなったのは、これ。これを人知れず
ノウハウにしたら、突然狂ったと思われる。喜怒哀楽の中で一番疎んじられている
怒りこそ日本人に欠けている。(仏教の影響もある)これを、コミニケーション
の扉を開くための道具とすべしというのも納得できる。コミニケで怒りの訴える
強度が一番高い。 もし人種差別の場合、笑って抗議しても、泣いて抗議しても、
怒りほどのインパクトはない。問題は、その表現の仕方である。
これが『怒りの作法』の中で貫かれている主旨である。 怒りこそ感情の主。
逆に人間関係を一瞬に破壊してしまう薬にも毒になるしろもの。
そこに作法が必要になる。ここで、アリストテレスの「怒りは、
しばしば道徳と勇気の武器なり」という言葉を紹介している。
《 それはまさに「正しく怒る」ことである。「怒らないこと」でなく、
「正しく怒ること」が大事ということ。アリストテレスの「中庸」という
思想を見ると、このことがわかる。中庸とは最も望ましい状態のこと。
怒りに対する「穏和」を意味する。つまり、然るべき事柄に対し、然るべき人に、
然るべき仕方で、然るべき時に、然るべき間だけ怒る。これが賞賛すべき怒り方
であって、こうした怒り方の出来る人を穏和の人という。怒ることは、必ずしも
悪いことではない。しかし、現代人は怒ることを出来るだけ避けようとする。
もっと怒るべきなのに。(p3)》
以前は、今に比べれば、穏和に怒ってくれる人が多かった。でも現代は違う。
怒りを抑えることが良いとされ、それが沈殿してしまう。
そして爆発し全てが破壊する。 怒らないって、本当は恐い。
・・・・・・
5946,閑話小題 〜驚異の天才将棋士
2017年06月26日(月)
* 驚異の天才将棋士
中学三年の将棋の藤井4段が、負けなしの28連勝で歴代トップに並らんで、
今日、29連勝に挑戦する。これが、いかに凄いかを大相撲に例えると(幕下
でない)幕内付け出しの新弟子(実際にはない)が、横綱を含めた上位力士に
28連勝をしている歴史的所業。新入プロ棋士としては
自閉症か、発達障害的の感がするが。彼の練習相手は、かなりレベルの高い
将棋ロボット? とすると、ソフトの進化につれ、数年後には、もっと凄い子
が出てくる可能性が? 小学4年の時に、羽生名人の角落ちの勝負に勝ったと
いうから、羽生は白鵬に値する。 それだけの力量があったということ。
TVの特集で、親方にあたるプロ棋士の師匠に練習試合だが、勝っていた。
〜ネットで彼の記録を検索すると〜
【 ☆ 脚光をあびることになった数々の記録
・最年少棋士
藤井四段が14歳2か月でプロになるまでは、加藤一二三九段の14歳7か月が
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06月27日(土)
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