ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393414hit]
■4754,そんなに長生きしたいですか ー6
ーまずは、神について述べている部分を抜粋してみるー (著者は医学者であり、心理学者である)
我われの多くは、意味のない、あるいは少なくとも意味があるかないか自分の人生というものに耐えられない。
自分で自分の人生を意味あるものにすればよい、と言ったところで、それでは自分で自分の靴紐を引っ張って
飛ぼうとしているようなものである。自画自賛というのは、そのことを意識するかぎりにおいて、まことにつまらないのだ。
どうしても自分以外の大規模なものから自分の人生の意味や意義を保証してもらいたくなる。
しかし、世界や宇宙は何も保証してくれないし、そもそも語りかけてくれない。 いわゆる「神の沈黙」である。
そこで、せめて人類やその歴史、それが無理なら仲間内や家族からだけでも、自分が生きている、あるいは生きていたことの
意味や価値を認めてもらいたい。 仮に「歴史上の人物」になれたとしても、それを認定してくれる人類や国家そのものが
頼りない存在である。 三葉虫、アンモナイト、恐竜でさえも絶滅したのである。人類のようにセッセと生態系や地球環境を
破壊してきた種族が永遠に存続するなど限りなく少ない。いったん絶滅すれば、シーザーやベートーベンの銅像などガラクタ。
いずれ、そんなものは、類人猿の内輪話でしかなくなる。ちょうど一群のカエルの王になれたカエルが、誇大妄想を抱けたか、
実現した程度のことと変わりはない。 彼等にとって、池が全宇宙である。 古池も銀河系も空間としてはスケールの違いが
あるだけで、質的に変わるものではない。 まして、大半のヒトは、村落、地球、業界、せいぜい国際社会を全宇宙とみなして、
その中で「なにものか」になれるだけで満足をして一生を終えるのである。 この限界に不満の者は、個人はもとより全世界を
超えるような存在を想定して、そんなものに認めてほしいと願う。 我われの視野が身辺の野山に限られている頃は神々が、
そして見渡すかぎり砂漠と天しか目に入らないものにとって、唯一にして永遠の絶対のゴットが、その役に振り当てられた。
その存在の有無など、問題ではない。 なぜなら、我われに心理的な必要に応じてイメージされているからである。
在ってくれなければならない存在に対して、人間は「信じる」以外のことは出来ない。 我われは確認したいのではなく、
確信をしたいのである。「神がなかったら、神を発明しなければならない」(ヴォルテール)・・・・
〜〜
神は宇宙から逆照射すると、人間が勝手につくりあげた共同幻想でしかないことが分かる。 国家もしかりである。
小さな池のカエルと何処が違うかというと、共同幻想としての神を持っているかどうかである。 それでは、その幻想は
人間の脳に浮かんだ泡でしかないのは今さらである。 といって、人間は言葉を持ったが故に、無限の欲望を持ってしまった。
そこで自分の世界を支配しているだろう絶対者としての神を発明し、その価値観を共同幻想として守る知恵を持ったのである。
・・・・・・・・・
2907,イオンの誤算 ー2
2009年03月21日(土)
ー 「イオンの反省」広告には驚いた ー
先日、「イオンの危機」について書いた。株価が、この数年で六分の一というから尋常ではないからだ。
ところが昨日の新聞に「イオンの反省」と一面ぬきの広告が出てきた。 顧客の目からみたら非常に好感のもてる
ような内容だが実感だろう。 反省内容として、
・値段は他店と比べて安くありませんでした。
・欲しいものが売り場に並んでいませんでした。
・お客へのサービス改善を怠っていました。
等々である。 顧客アンケートから、この事実を知ったのだろう。
そういえば、最近、総合スーパーには、一切行かなくなった。上記のいうとおりである。
私の場合は、専門チェーンか、大型ディスカウントか、ネットで買っている。
数年前に化粧品店を何軒か経営している知人から「化粧品からみて、ジャスコとヨーカ堂は、
仁義なき戦いと思えるほど激しい値段合戦をしている。」というような話題を聞いたことがあった。
[5]続きを読む
03月21日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る