ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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私のプロの物書きに対する解釈といえば・・「絶対量が違う上に、奇麗事を一切捨てて本音で書いている。
更に現場に立ち、実際の経験の裏づけに徹している。」であった。この本では、そんな当たり前のことを書いてはいない。
そんなことは素人が書くことだという。この本でまずガツンとやらえるのが「自己表現を捨て読者を愉しませることに徹せよ!」
である。私の5年間書き続けてきた「テーマ日記」は駄目な典型である。どのように表現するか、それだけで必死であった。
読み手のことなど関係なく、自分の知識倉庫に入れるための手段であった。そこがプロと私の差である。
もっとも、それが動機であったのだ。動機からして、プロと比較するのがおこがましい。
こんなことを書くこと自体が素人である。本書の副主題は「書いてお金を稼ぐには」である。
動機が違うのだから仕方がないでは、文章は上達はしない。今まで読んだ「文章術」の本で、一番納得するものだ。
文章とは自己表現と思っていたのに、プロは自己表現ではないという。 なるほど足元には及ばないはずだ!
 ーまずは概略を書いてみたー
プロが書く文章は、貨幣と交換されるためのもの。読者が「ここに書いてあるレストランって、うまそうだね。
こんど行こうかしら」と、書いたライターのことを気にしないような文章である。こういう文章こそが
プロフェッショナルの文章である。おカネになる文章とは、どこか過剰だったり何かが欠落しているような文章です。
・・・美しく正しい文章なんて、退屈で眠たくなるだけです。そんなものはシロウトにおまかせしておけばいい。
プロは客を退屈させてはいけません。客を眠らせてはいけません。良識ある人は顔をしかめるかもしれませんが、
しかし、それでいいのです。(中略)というわけで、<不良>になればなるほど文章の商品性は増します。
<不良>でたりなければ、極道でも悪党でもなんでもけっこうです。つまりこの本は、「出版社がカネを払いたくなる。
読者が買いたくなる」ような文章の指南書である。名文はカネにはならない。美しく正しい日本語は良い子のもの。
不良(プロ)は自己表現という考えを捨て、読者を愉しませることに徹します。「本書を読めば、誰でも
プロのライターになれます」万が一なれなかったとしたら、それはあなたが『良い子』だからです」と。
「自己表現を読みたくなるのは有名人、大家に限ってのこと。どこの馬の骨だかわからないやつの自己表現など
見向きもされない、ことを自覚しておくべきだ」という。アマチュアの文章が「書き手」からの発想とするなら、
「読み手」から発想するのがプロの文章です。「読み手」にとって役立つ情報とは何か、プロは「読み手」は
何をいちばん知りたいか、から考えはじめる。
読者が知りたいのは書き手の「私」ではなく「本」であることを忘れないよう釘をさしている。
 ーー
図書館で借りてきて、買いたくなる本が三ヶ月に一度くらいある。この本が正に、これだ。
プロになりたい人より、プロの技法を盗みたい人向けの本でもある。
最近では[ローマから日本が見える][ずっとやりたかったことを、やりなさい」である。注文をして手元に届くと、
それで安心して読まなくなるが,それでもよいと思わせる本が良い本である。「商品としての文章を書くのがプロである。
だから貴方の文章はつまらないのです」と自覚せざるを得ない内容である。文章術に関してベスト3に入る本である。             バイ♪(ノ´∀`*)ノ
・・・・・・・・
2005年05月25日(水)
1513, こころを凛とする196の言葉 ?2
               ー読書日記
美容評論家の斉藤薫の書いた多くの著書のさわりが、この一冊に集約されているから、一言一言が強烈に響いてくる。
美容ジャーナリストという彼女の職業の立場が、美容を通して女の「こころのあり方」を見ているのだろ。
女も大変である。受けの立場であるからだ。さりげなく男を引き付ける努力をしなくてはならない。

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05月25日(火)
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