ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2374, 人は60歳で何をしたか −3
著者によるとチェコの賃金はドイツの四分の一、ポーランドは八分の一である。
空洞化が、ユーロ圏拡大とともに、ドイツで拡大したことがよくわかる。

 第二の点について、この本で重要なのは、東ドイツとの統一は政治的には
成功であったが、経済政策のうえでは失敗だったことである。
統一後の政府による旧東ドイツへの集中的投資が、日本の八〇年代末のような
バブルを生み、しかもそれが企業誘致に失敗し、建設バブルの崩壊となる。
不況と財政の破綻はそこからはじまっていく。

 ドイツ産業の競争力の低下も進んでいる。
著者はドイツでの乗用車の顧客満足度調査を引いている。
一位はトヨタ、以下七位までが日本車、ドイツ車はBMWが一〇位、
フォルクスワーゲンは三一位、ベンツは三二位にすぎない。ドイツ車は電気系統が弱い。
二十数年前の私の経験でも、来日したドイツ人教師のベンツの調子が悪く、
また、友人ももてあましたドイツ車を日本車に変えた。
一時代を画したフォルクスワーゲンも、すでに時代おくれになっていた。

精密工作機械の分野でも、日本に遅れをとっている。
本書が書くように、今までの成果の上に立ったドイツの高賃金も維持できない。
ドイツ一国であるならば通貨=マルクの国際価値が下り、調整が進むはずであるが、
ユーロに変ったため、逆にユーロの価値が上り、
ドイツ産業の競争力をいっそう弱め、不況を続けさせている。

 その結果、ドイツの政治も、著者の筆も、ドイツの労資関係、高賃金、
高い社会保障を批判する方向に向いていく。小泉内閣が範とした社会保険料の引上げ、
給付の削減で、日本と同じ少子高齢化に対処するためである。
それが社会民主党内閣でまず行なわれた。民衆はこれに反撥(はんぱつ)した。
財政は赤字、しかし増税もできず、経済は停滞、大連立内閣は動きがとれず、
経済的にも政治的にも閉塞(へいそく)感が漂う。

 この閉塞状況は、著者が言うように「先進国症候群」の病なのか。
アメリカを代表する経済学者スティグリッツ教授なら
「世界を不幸にするグローバリズム」と言うだろう。
しかし、多くの経済学者はユーロの後進地域の高成長の代価と言うにちがいない。
著者の考えは、新自由主義的市場主義に近づけている。
第三の道はないのか。それを考えさせる素材がこの本である。
         <毎日新聞 2006年10月1日 東京朝刊>
   
   評)ー評論を評論するー
   これを読むと、あまりにドイツの現状が日本に似ている。
   実質的な社会主義という糖類のとり過ぎからくる、「糖尿病」である。
   
   小泉が郵政と金融改革を断行をした。
   次に阿部が教育・憲法・国家安全・経済改革を捨て身でやらなくては、
   日本はドイツと共に更に凋落をする。
   特に「ゆとり教育の弊害」が日本の根幹を揺るがす事態になっている。
   「糖尿病社会」の典型的な悪しき事例が、現在の教育制度である。
   
   アメリカ従属国家の悲哀である!たっぷり糖類(毒饅頭)を与えられた。
   その元となった憲法の改革(核)から、始めなくては!
               
               バイ  ヾ( ̄ー ̄ヾ))))
・・・・・・・・・・

2004年10月03日(日)
1279、イチロウの大記録

それにしても、イチロウの記録には驚いた。
絶対無理といわれていた257本のヒットの記録をついに破った。
これで、歴史に残るスーパー・スターになった。
相手チームの選手も祝福してくれるのだから、それだけ凄い記録ということだ。
これほどの歴史の残る大記録を、日本からの輸出品(完成品)で通用したことは、
驚くべきことである。

生のドラマを、劇場的雰囲気で見れるのだから素晴らしい。
昨日は、この試合を初めから終わりまで見た。
野球の試合をフルに見たのは、数年来初めてである。

イチロウが初めて打率を日本でトップをとった20歳の頃、
森・元監督が、あるセミナーで「王や長島より数段上の天才バッター」

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10月03日(水)
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