ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7948,閑話小題 〜降雪が収まりつつある…
常識的日常に堪えられなかっただけ、息が出来なかった。 だから万歳をした!
『何をぬかすか!』という、彼の冷たい視線(亡霊)が… 背後に感じとれる。
―
記事そのものが、文学的、心理学的 ?…
≪「罪と罰」(ドストエフスキー)、「楢山節考」(深沢七郎)など文学作品や、
「ローマ人の物語」(塩野七生)といった歴史物の本を愛読していた。 事件後、
彼の部屋からは「口語訳聖書 創世記」と題されたノートや、自作の小説らしき
ものを記したメモなども多数見つかっている。その中身は次のようなもの…
◉〈人の世は住みにくい。人の世は住みにくかろうが、人でなしの世はなお住み
にくかろう。人の世から住みにくさをとりのぞいたのが詩であり、画である。
私の前途は死ぬか、宗教に入るか気狂いになるしかない。
詩人的な実在は罪である。罪とは絶望である。絶望とは分裂である〉
◉ また〈人生においてやり残したこと〉と題されたメモには、
〈1、冬の雪山での自殺←もう春である〉と自殺願望をほのめかしながら、
〈若い子たちとTCG(*トレーディング・カード・ゲーム。専用のカードを
集めて対戦するゲーム)をしたいという気持ちがわきあがってきた
その為には外出しなければならないだろう〉という記述もある。
◉ 小島容疑者は、社会復帰を目指して、昨年11月から障害者支援施設で働き
始めたが―。「勤務態度もまじめだったのですが、1カ月もしないうちに
『ホームレスになりたいから辞めたい』と言い出したのです。
『自分はホームレスをやったことがあって、食事を全然取らなかったときの空腹
感が快感になって忘れられない』と。それっきり職場には来なくなった」(同僚)
◉ 年末、小島容疑者は4度目の家出をする。
「『自殺する』と言ってロープを持って家を出て、寝袋で野宿しながら半年
もの間、長野県内を転々としていたようです。生活費は祖母から貰ったキャッシュ
カードで下ろした年金を使っていた。このお金でナイフも購入したようです」
(前出・社会部記者) そして6月9日、小島容疑者は凶行に走った――。 》
――
▼ 秋葉原無差別テロの犯人の精神状態に似てないか。祖母の心は、彷徨い
荒れ狂っているはず。ひたすら、冷たい視線に晒され、それでも愛情を注ぐ
ことで、供に苦しむことが、二人、いや被害者と被害家族への償いになる。
ところで、刑務所内は、彼の精神的逃げ場とは全く違う世界であることに
気づくに僅かな時間を要しない。それが罪に対する罰になる。精神病棟なら、
少しは救いがあるが。
・・・・・・
6492,閑話小題 〜アメリカの迷走
2018年12月22日(土)
* 今年も、あと10日足らずですか
身近に不幸もなく、吾が身も何事もなく無事平安の年で終わりそう。
それが一番の年頃である。このブログも、何とか欠かすことなく。私にとって
少し厳しめ?のスケジュールもこなし、やり残したことも無し。総括は年末に
改めてするが… 今年は、二年半ぶりに?… これが無かったら、今年は
『何に!』になるところ。 やはりライフワークの遂行は必要。
<俺たちに来年はない!>の御年頃の時節。まずは「オリンピックまでは!」。
来年4月に「平成」の年号が終わるのも、一つの節目。「明治は遠くなりにけり」
から「昭和が遠くなりにけり」になる。あと10年もしないうちに、平成生まれが
中年に至る。残ったのは「昭和の良き高度経済成長期の波乗りが出来た充実感」。
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12月22日(木)
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