ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7063,閑話小題 〜コロナ禍がもたらすこと!
10年で100倍、20年で1万倍も情報量が増えていく時代。コロナ禍が、それを
気づき出したのである。9年前に、倒産というカタチでリタイアをして、あとは、
野となれ、山となれで、良く言いえば『自由人』。 悪くいえば『粗大ごみ』
帰るべき家が、棲家に。そこで頼るべきは、日常の習慣。 自分一人のテレワーク。 これも慣れると、なかなか味わいが出てくる。
・・・・・・
6696,閑話小題 〜ラ・ロシュフコーの箴言
2019年07月16日(火
* 辛辣な人間観察の箴言集の言葉とは
辛辣な人間観察で知られるフランスのモラリスト文学者ラ・ロシュフコー。
〜ネットによると…
【 フランスの名門貴族の生まれであり、数々の戦いに参加した後にいわゆる
『箴言集』を執筆。辛辣な人間観察で描かれた彼の作品は、フランスの政治家
「リシュリューと対立し2年間の謹慎処分を受けた事や、フロンドの乱(17世紀
フランスで起こった貴族の反乱)でフランスの政治家「ジュール・マザランと
対立したことなどで味わった苦難が反映されているとも言われている。】
〜いずれの箴言も突き刺さる箴言である。まずは、
◉ <人はみな記憶力の乏しさを嘆く。
しかし、誰も判断力の乏しさを嘆かない。>
評: 身近な人の意見に大きく左右されて、自分の足りない脳の蔵の乏しさに
気づかないで… 晩節になって、判断の積み重ねの結果の行蔵に唖然とする。
―
才があって愚かな人はいるが、
分別があって愚かな人は決していない。
―
◉ <わずかな言葉で多くを理解させるのが、大人の特質であるなら、
小人はこれとは逆に、実に多くの言葉をしゃべりたてながら、
相手に何一つ伝えないという天与の才能を持っている。>
評:何やら、私だけではないから見過ごしてしまう道理。
―
◉ この世でもっとも幸福な人は、わずかなもので満足できる人である。
なぜなら、 欲しいものが多ければ多いほど、満足するには、
限りない財宝の山が必要になるからである。
評: 実家が代々、骨董商だったこともあり、戦後の転業後の父親の
趣味が骨董収集。 学生時代に、欧州一周の旅の際に大英博物館、
ルーブル、ミラノ、フィレンツェの美術館で、世界の名宝を浴びるほど
見ていたお陰で、何でまた?手元の置きたがる父親に不信感を持っていた。、
―
好調な時は充分に楽しみ、 不調な時は気長にかまえる。
よくよくの場合でない限り、決して荒治療はしないことである。
―
人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。
―
◉ 我々は、どちらかといえば、 幸福になるためよりも、
幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているようである。
評: 8年前の会社整理の時に、まず、自分は不幸でないと、自ら思うこと
から気持ちの再構築を始めていた。今さら如何でもよかったのに。
―
◉ 賢者は征服するよりも、深入りしないことを得策とする。
評: 情愛、特に女性に関して、抜き差しならない深入りは?
―
自分の内に安らぎを見出せない者が、
それを外に求めても無駄である。
―
世間なんかなくっても やっていけると考える人は、
よほど自分を だましている人間である。
しかし、自分がいなければ、 世間はやっていけないと思う人間は、
それ以上に間違っている。
―
我々は、
我々の大切な人の死に対して涙しているのだというが、
実際は我々自身のために涙を流している。
―
自分自身を信頼すれば、
他の事に対しても信頼が生まれてくる。
―
◉ 賢者はどんな不幸な出来事からも、何かしらの利益を得る。
その一方で、愚か者はどんな幸福な出来事にも、心を傷つけられてしまう。
評: 確かに幸福の状態は賢者で、不孝の状態は愚か者に見えるが、実は逆。
そんな浅いものでないのが人生の味わい。要するに考えてきたかどうか!
バカの考え、休むに似たりというが、考えは心の底に蓄積されている。
―
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07月16日(木)
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