ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7064,閑話小題 〜コロナ禍後の行末は 〜1
   * コロナ禍後の7つのシナリオ
 これから如何なっていくのだろうか、心配をしてネット検索に、
『コロナ禍後のシナリオ』と検索すると、知りたいと思った内容が理路整然と
提示されていた。なる程、自分で考えなく訳である。
                        
≪ 筆者には、時代の行く末を示す大いなる抽選器の中でガラガラと回る
 くじ玉が7つ見える。

 〜「V字型」シナリオ〜
未来のシナリオ:想定される未来の中で最善かつ最も苦労が少ないシナリオ。
人間は新型コロナウィルスに勝利し、手洗い、マスク着用、物の表面の消毒
などの簡単な対策により、その後の感染者激増を防ぐ。都市封鎖が終わると、
人々は一斉に以前と同じ活動に戻る。一部の業界では数か月余分に時間が
かかるかもしれないが、秋になれば学校やフライトが再開され、生活は
おおむね通常どおりになる。それに続いて経済と雇用も通常に戻り、今回の
パンデミックによる短期間かつ急激な不況は、11月になればV字回復する。
市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:40%ということに。。
 ―
 〜「赤と緑」シナリオ〜
未来のシナリオ:世界はグリーンゾーンとレッドゾーンに分かれる。グリーン
ゾーンでは、新規感染者数がゼロに近い状態が維持され、検査1回あたり50ドル
を被検者に支給して貧困層の検査を徹底することにより検査の範囲と頻度が向上、
詳細な接触者追跡や自宅外隔離が強制されることにより、集団発生が追跡される。
レッドゾーンからグリーンゾーンに移動する人は、グリーンゾーンに入る前に
バッファ区域での隔離が課せられる。グリーンゾーンでは経済活動が非常に活発
になるが、レッドゾーンでは新型コロナウィルスとの戦いが続き、経済は引き
続き半昏睡状態となる。レッドゾーンとグリーンゾーンはほぼ半々であるため、
全世界がレッドゾーンになる状態と比較すれば、世界経済へのダメージは半分
だけで済む。市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:
おそらく7%程度では?
現実的な可能性:世界はすでにこのシナリオのような状態である。台湾、韓国、
ニュージーランド、(建前では)中国、ベトナムはグリーンゾーンだ。
欧州と米国までグリーンゾーンが拡大するかどうかは、わからない。
 ―
 〜「ハンマーとダンス」シナリオ〜
未来のシナリオ:Tomas Pueyo(トマス・プエヨ)氏が数か月前に発表して話題
になった非常に秀逸な記事がある。その中で同氏は、現在実施されている都市
封鎖(「ハンマー」)の後も、感染者の増減が周期的にずっと続くと書いている。
ふと思い出したかのような不定期なタイミングで感染者が急に増え、より厳重な
都市封鎖が行われるなど、局地的に抑制策が強化される。しかし、医療崩壊に
至ることはなく、ついにワクチンが開発されて普及するまで十分な時間を稼ぐ
ことができる。その時点で集団免疫の実現からはまだほど遠いため、結果的に
より多くの人命が救われることになる。経済も周期的な波を経験する。
勢いよく正常に戻った後に大々的に後退するというサイクルが2020年末まで続き、
少なくともそのまま2021年に突入する。
市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:10%程度。 
                       〜つづく ≫
 ―
▼ 朝9時過ぎに、まず昨夜に入れていたコロナ関連の録画を見るのが日程。
 そこから、世界の、日本社会の一端を垣間見ることになる。 特に家族や、
近所の生活形態が直に見れるのが良い。これにTV、PCからの情報と、家内の
普段の生活情報が加わる。少し偏るが、平凡の日々の中では、変化を生で
見てとれ、飽きることはない。行蔵と、長年の読書習慣の積み重ねもある。
まさか、人生の終盤に至ってパンデミックに遭遇しようとは想定外。
                             〜つづく
・・・・・・
6334,映画鑑賞 『30年後の同窓会』
2018年07月17日(火)

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07月17日(金)
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