ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7019,閑話小題 〜大盤振る舞い、国家の財務は、
逆流するほどに素晴らしい。挙げるとキリがないが、特に衝撃波で街を破壊
する場面や、戦闘機を撃墜しながら海面スレスレを滑空し、キングギドラに
猛襲をかけるラドンの飛翔シーンは本作トップを誇るだろう。またゴジラの
熱線にギドラの反重力光線が絡み合うなど、海外のモンスタームービーでは
稀有な光線バトルが鳥肌を誘う。 ≫
―
▼ 年齢からくる足腰の重みや、欝々とした精神の静かなる気分を、一刻なり
とも晴らしてくれる。驚いたのが、月末の金曜日で、翌日は「一日の1100円
サービスデー」に関わらず、大会場に老若男女の200人の観客がいたこと。
最近、映画館の客数が増えている。デジタルの撮影機器が進化していることと、
TVドラマとの競合もあって、格段と迫力が増しているためである。
デジタル機器の飛躍的発展と普及が、映画撮影機器と、大劇場の大画面と
音響の高度鮮明にしている、結果か。とにかく、日々、面白くなっている。
「映画・ドラマ御宅」そのものだが。 現実より遥かに面白い?のだから、
これだけは? いや、やはり現実の方が、絶対に面白い! 振返ればだが…
でも、味付けとしても… マイナスの記憶も濃厚だが、味わい方による。
――――
2019/04/27
閑話小題 〜『T=LEX』には驚いた
* これまた驚いた
最近の3Dに驚いたが、この「T-LEX」の大型スクリーンの大きさと音響の
迫力には驚かされた。従来比、約135%の大型スクリーン+4Kデジタルシネマ
プロジェクター仕様が売りだけのことはある。
・・・・・・
6289,終わった人 −2
2018年06月02日(土)
* 終われない群像
一昨日の朝、NHKTVに内館牧子が出演して、映画の『終わった人』について
感想を述べていた。昨日、行ったシネマで、その映画の予告を流していた。
まあ、シリアスで内容は濃い。
〜内容は二年前に、この随想日記で取上げているが…
【東大法学部卒で大手銀行に勤め、役員レースの手前で出向に出されて定年を
迎えた男が主人公。仕事一筋で生きてきて、終わりを迎えた男のあがく姿を…】
今さらだが、私自身、27歳で事業を立ち上げ、40年近く、自由気まま?に
生きてきた。会社清算とはいえ倒産は倒産。万一を考え、シェルターを用意
していた為、最悪の事態を避けることが出来たとしても、「終わった人」。
で何が悪い!と、自分に尻をめくってみても、何の不具合も利点もないし、
ただ、それだけ。 一般的に「終わった人」は定年になる。
「自由ほど、不自由はない」をドップリと味わうしかのが宮勤めの性。
じゃあ、如何すれば良かったか? それを認識するしかないのである。現実は!
内舘は、戸惑う彼らについて、
《まず「終わった人」を認めなくては! 東大出とか、一時はエリート社員
だったとかを、過去と認めて、再出発しなければならないのに、その逆を
求めている人達。同級会に久々に参加して、美人も不美人も、秀才、鈍才も
横一線になった姿を見て、このテーマを思いついた。》という。
終われない人たちの物語だが、居酒屋、スナックには、その哀れなが一群が
スーツにグリーンか、赤いネクタイをして、過っての仲間の噂話に花を咲かせる。
要するにゾンビの一群。 世間人のなれの果ての哀しき地獄絵。自分の多くが、
重なるから、シリアスに見えるためだが。 二年前の感想文を読返してみて、
成るほどと… 最後の最後は、いや、最期の最期は、自分一人である。
昨日書いたパタゴニアの初老の言葉、夜這いする御婆さんを取上げ、
「寂しいのよ!」の言葉が、再び過ってきた。こんなもんだよ、世間とは!
と薄ら笑っていられないだろう。
ホームレスは、普段は寝っ転がってはいない。只管、歩いているという。
――
自問自答: これまで歩いてきた? エッ小走りで? どこに? 忘れた?
何を? 自分さ。 自分って何さ? そうか、私の、いやアナタの自分は世間様
だもんな。それがどうした。だって、他の世界を知らないからね。それで良いの!
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06月02日(火)
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