ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7005,閑話小題 〜4ヶ月、続いたパンデミックの一波が
▼ 以前からあった改良品のようだが、それにしても、サイズ、値段が手ごろ。
 ネット代金を含めて3万円なら、誰でも買える金額。 これで海外旅行や、
ネット上の言葉の壁を大きく下げることが可能に… このポケトークの応用版が、
幾つか考えられる。 今、思いついたのが、「哲学・思想版ポケトーク」である。
通訳って会話だが、ソクラテスの対話のように、思考補佐としての難しい、未知
の考えを導いてくれる機能を持たせれば… スマートフォンが、現在、その役割
を果たしている。
・『なあ、幸せって何だ? 教えてよ!』と問いかけると… 
◉ 『ソクラテスがね… アランがね… それ以前に、もっと現実をみろよ』 
 などを答えてくれる。それも、‘落ち’まで入っている人間的なもの。
対自、対他、即自などが絡んで面白そうだ。その答えに満足度を入力することで
自らの性格、脳力を知らしめて、丁度良い答えを探してもらう… など。
何か内向きだが、外向き可能。 AI化、何処までいくのでしょうか?
 こういう現象を見るにつけ、もう少し、生きたくなってきた。

・・・・・・
4446, 屋根裏に誰かいるんですよ
2013年05月19日(日)
   「屋根裏に誰かいるんですよ 
             ―都市伝説の精神病理」春日 武彦著
数年前になるが、既に亡くなった知人の奥さんが会社の事務所に訪ねてきて
言うに、「誰かが留守に家に入りこみ、困っている」と切り出してきた。それも
会話の中で何気なくである。「ちょっと待ってください。聞き捨てにならない話
で、もう一度、本当に侵入していたのですか」と聞きなおすと、現在も屋根裏に
隠れていると、写真を数枚だし、ここですと言う。
私の目には見えなかったが、本人には見えるという。「警官に来てもらい見たが、
何も見つからなかった。が、私には隠れているのが分かる。ところで、うちの主人
が生前、そういう話をしてませんでしたか? 貴方にはシックスセンスがあると
聞いてましたが、この現象をどう思いますか?」と真剣な眼差し。
「恐らく貴女は、魔界とか何か違う世界に取りつかれたと考えるしかありません。
そういう話は一度も本人から聞いたこともありません」と答えた。その話を、
その人の共通の知人に話すと、「実は私の家に訪ねてきて、全く同じ話をし写真
を見せてくれたが、私も何も見えなかった。他にも訪ねてまわっている」とか。
本人は60歳前後で、老女というには、まだ若い。 
  ーアマゾンの内容説明ー
精神科医である著者が、現代社会におけるさまざまな精神病理を、きわめて
冷静に考察したものである。ある日、ひとりの老女が、「自分の部屋に勝手に
人が入ってきて困る」と訴える。その侵入者は、彼女の部屋にある日用品などを
盗んでいったり、ちょっとだけ位置をずらしていったりするという。
しかし、姿は見えない。まるで、「座敷わらし」などの妖怪のしわざとしか
言いようがない不可解な話を、老女は真剣に語る。表題となっているこの症例は、
「幻の同居人」と呼ばれる。このような症例は、多数報告例があるらしい。
患者たちは、脳に器質的な異常が認められるわけではなく、精神的にも問題ない
場合が多い。「妄想の突飛さと当人の穏やかな常識人ぶりとのあいだに乖離が
生じているときには、精神医学はたちどころに歯切れが悪くなってしまう」と
著者は言う。それがこの症例の複雑さと奇妙さとを物語っている。

▼ 当時は、この本の存在を知らなかった。子供達の巣立った家で、当人は深夜
 怯えているのだろうが・・ 想像しただけで、背筋が寒くなる。当人にとって
感じるのだから! 私も一時期、女性の幽霊?を見たり、幽体離脱をしたり、
面白い経験をしたことがあるので、当人が真剣になるのは分かる。
・・・・・・
4813,閑話小題 ー高齢者の三割が認知症とは
2014年05月19日(月)
   * 高齢者の三割が認知症とは
 先日の朝日新聞の社会面に「認知症徘徊 不明届け一万人」の記事があった。

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05月19日(火)
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