ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6966,読書日記 〜ネガティブ・バイアス −2
タレントの草分けだった。 軽妙洒脱な話術が持ち味。30年以上前に移り住んだ
いわき市内の病院で家族らにみとられて旅立った。>

▼ あと二年足らずで後期高齢者の時節の、現象とは、TVの映像世界
 の芸人など有名人の死を見送ることにもなる。成るほど、人は死ぬべき時には
死なないと! その死に様も、芸人らしく下ネタお笑いらしく、グラッチェと。
このところ、芸能界で松方弘樹や、渡瀬恒彦(72歳)、野際陽子(81歳)など
昭和の時代から活躍してきた芸人が亡くなったいる。
 ――
   * 追悼の、ネットでみつけた小噺
その1:「徳利にお酒は残ってますか?」「はい、チョコッと」
その2:「あんた背高いね」「ハイ」
その3:「隣の家に囲かこいができてんてなあ」「へー」
     「隣の家に塀ができてんてなあ」「カッコイイ」
その4:「ハトが何か放こきまったで」「ふーん」
     「ハトが糞かけよったで」「くっそー」
     「ハトが帽子に糞かけよったで」「ハット」
その5:「お母ちゃん、パンツ破れた」「またか」
    「お母ちゃん、パンツの前破れた」「玉々にして」
    「お母ちゃん、ケツ破れた」「尻ません」
    「お母ちゃん、ズボン下破れた」「もう、そこへステテコ」
   =魚シリーズ=
その6: 「今、何時や「クジラ」
    「この腹の大きい魚は、何という魚や」「ニンシン」
    「この魚、何ぼや?」「タラ(ただ)」
   「この魚、黒いなあ」「まぐろ(真っ黒)」
    「夏に食べる魚は何や」「さんま(サマー)」
    「やけどした魚は」「アジッ」
    「寒がりの魚は」「サメー」
    「やわらかい魚は」「フニャ(鮒)」
    「この魚、めずらしいな」「久しブリや」
    「けんかの応援の好きな魚は」「助っ人ダラ」
その7: 「お母さん、海は何で青いの?」「空が写ってるからよ」
    「じゃ、空は何で青いの?」「海が写ってるからよ」
その8:「お母さん海に潜もぐって貝を取る人、海女あまっていうけど、
     海女はどうして、お母さん達だけなの?」
    「お母さんはね、海(産み)の親と言うでしょう」
     (だから海の字の中に、母が入ってます)
その9: ある人が海に潜って、貝を取っていたところ、地元の漁師さんに
     見つかりまして、叱られていました。「ここは漁業権があるんや、
     あんたら誰の許可を得て、貝を取っているんや?」
    「すいません、もぐりでやってました」
  〜お後が宜しいようで…

・・・・・・
6236,閑話小題 〜 「人間は血のつまった袋である」(カフカ)
2018年04月10日(火)
   * 寺山修司 ・語録より
 「所詮、人間はくそ袋」というが、「血の詰まった袋」とは。
それも「話かかける袋」とは。学生時代に名前を聞いたことがあったが、実際に
読んだのは、『さらばハイセイコー』の詩である。こうして読めるのは、実社会
の経験と、知識のベースが出来たからだろう。『旅の詩集』ー逃げろ、生きろー
などは特にそうだ。
 〜ネットで<寺山修司語録>で、検索すると、彼の語録があった。
――――

 “カフカは『兄弟殺し』の中で「なぜ人間は血の詰まったただの袋ではないのか」
と問いかけているが、 その答は簡単だ。人間は「話しかける袋」だからである。
「血の詰まったただの袋」は決して叫んだり話し話しかけたりはできないのである。”
 “カフカは『兄弟殺し』の中で「なぜ人間は血の詰まったただの袋ではないのか」
と問いかけているが、その答は簡単だ。人間は「話しかける袋」だからである。
「血の詰まったただの袋」は決して叫んだり話し話しかけたりはできないのである。”
 ―
 “個人の主体だけが重要なので、画一的な思考は排すべきだという考えは
変わらない 。それはいわば事実ではないが真実の世界であって、虚構ではないが
幻影の体験なのである。”
 ―

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04月10日(金)
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