ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6967,閑話小題 〜何ごとも娑婆の見納め
   * 龍を怒らせてしまった!
74歳の吾が身を一度、殺して死者の目線で見下ろすのも一興かと…終わりを
 定めると、なる程、様ざまなことが、走馬灯のように浮かび上がってくる。
・生れたのが太平洋戦争の敗戦から5ゲ月後の1946年01月15日。
 亡くなった?のが2020年4月11日。74歳と3ヶ月になる。今年は昭和95年。
 終戦っ子で。昭和を43年+平成を31年数ヵ月、生きたことになる。
・振返ると「昭和」に人生の重点があったことが分る。それも遠くなりにけり。
 1990年辺りのバブル崩壊とソ連崩壊に驚き、2001年の9・11テロに驚き、
 2008年のリーマンショックと、2011年の東北大震災も驚いたが、この新型
 コロナのパンデミックにも驚かされた。 …あたかも、シネマ型の映像世界
 のごとく内容。敗戦後の昭和、平成、令和の時代を生きてきたことになる。

そうこう人生の節目に思いもよらぬ黒鳥が飛来している。これは予測不能のため、
混乱する。私の場合、30年前のバブル崩壊を含めて、何匹もの黒鳥の飛来で、
9年前に止む無くリタイアをした。…ある意味で、現在の事態の露払いでもある。
10年かけて売上が3分の1。現在の日本と世界の状況は、それが2〜3ヶ月である。
楽観論があるが、これは、そう甘くはない。特に日本は、アベノミクスという
不自然な経済政策の失敗が表立ってくる。とはいえ、現在の野党は、烏合の衆。

年内の大混乱は避けられないが、何とか、年内でピークは収まって欲しいが、
その後の2年は後始末に追われる。とすると、来年の東京オリンピックは無理。
政治も混乱期に入る。中国は、この機会を狙い、台湾、韓国、そして沖縄の周辺
に楔をうってくる。米中戦争の可能性が出る。第一次、第二次世界戦争の前夜に
酷似してきた。こういう時節に、地震、津波などの大震災が起こる。
悲観的になって当然だが… この意味することは「権力者たちに力量が試されて
いる」ということ。  …時代に火がついてしまった! 龍の到来である!

・・・・・・
6600,読書日記 〜『サピエンス全史 ―文明の構造』 −2
2019年04月11日(木)
          『サピエンス全史 』ユヴァル・ノア・ハラリ著
  * “衝撃の書”が語る人類の未来
       〜サピエンス全史/ホモ・デウス. NHK 2019 年1月1日〜
 先回、この番組をみた直後、この本を図書館で借りてきた感想を書いた。
その後、録画した番組を三度見直す度に新たな認識を持つことになる。
「人類種のなかでなぜホモ・ サピエンスだけが生き残ったのか」など、人類
の歴史を独自の視点でひもといた構成。 人類250万年の歴史から、
「小麦に人類が逆に家畜化された」など独自の視点でひもといている。
 ホモ・サピエンスは、AIやバイオテクノロジーにより、ホモデウス(超人類)
に進化して別の存在になろうと。 とすると現在、子供が学んでいる知識は、
将来何の役に立たなくなることになる。 現在の情報革命と、それがもたらす
新しい事態は、人類の枠を超えた『生命の発生以来の40億年以来の革命』と
アッサリ言ってのける。 現実社会を僅か20〜30年の間で、情報ネットが覆って
しまい、支配権を奪ってしまった上に、現実を革命的に変えつつある。
10年前は、20万年来の革命」と聞いた時には眉唾に感じたが、その後の現実
からして、「40億年来の大革命」も妙に納得する。外国にいる子供たちと、
スマートフォンで、互いの顔を映し出し、生映像でやり取りする現象は、
一時代前には考えられないこと。
 
   〜印象に残った個所を数回、抜粋する〜
<「人工知能とバイオテクノロジーで、人類は神に昇格する。
 乗り遅れた人間は、格差が進み就労不能な「無用者階級」ができる
『欲望すらAIに支配される無用者階級』という強烈な事態。AI時代に
 取り残された人達は「無用者階級」となり雇用不能者に…>
<人間が取残されないために、一生を通して学び続けなければ、繰返し、
 自分をつくりかえるしかない>
<文明は「虚構」の上に成り立っている。文明が発達するほど、我々は

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04月11日(土)
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