ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6955,閑話小題 〜AIロボット
73歳だよな。それなのに、朝っぱらから、こんなことを書いている。70年前は
今では大昔だもの。生れた直後が、太平洋戦争の敗戦直後で、実家は空襲で
焼け出されて、両親が10人家族を養うために必死に生きていただったもの。
 何か、魂の故郷を彷徨っているようである。間違いなく、その時、そこに
あった光景… 心象風景が見えてくる。 ≫


▼ こうして書けること自体が幸せである。いま思うと、軍事国家の縛りから
 解放されて、与えられた民主国家に国民の心と頭が塗り替えられようといて
いた時節。一家にとって大変な時代。その幼児体験、いや胎子体験が、人生に
色濃く影響していたようだ。これは同時代の人たち全てが同じ。どん底なるが
故に、青壮年時代は奇跡的な右上がり経済の恩恵を授かった。自分の人生に
心から感謝できるのが最も大きな収穫である。そして、地球上に生命が生まれ
出て40億年来の、最大の変革の『情報革命』に直面することが出来たことも、
大きな収穫である。 ならば可能な限り、その現象と本質を味わないと…
生れてきた甲斐がないじゃないですか。世界は、いや、宇宙は広い。そして、
他にも10の500乗もある宇宙の存在。 それを知ったのは、僅か数年前のこと。
まだまだ、知りたい、味わいたい。生きている内に。それにしても、このバカの
壁。何とかなりませんか。 まずは、老齢?からくる『面倒くさい』

・・・・・・
2007/02/10
2139, 白い雲に乗って ー1

  * 両親の思い出  
夜半に幻想的な夢をみた。小さな白い雲があった。それに乗ると、ふかふか
浮いて異次元の世界に引き込まれてしまった。そこは4歳の頃の世界におりたよう。
すべてが鮮明な蘇った当時の世界が浮かび上がってきた。
両親がいて、兄達と姉達、そして多くの従業員がいた。
そこは越後長岡の十字路のど真ん中にある当時の私にとって大きなビルの中。
一階が店、二階に事務所と倉庫があり、三階に家族の住まいと台所、四階には
従業員と姉達の部屋があった。白銀に輝くファンタジーの中に包まれていた。

三階の住まいに猿のタロー、そしてタマという茶色の猫がいて、そこでラジオ
から童謡とか歌謡曲が聞こえていた。店には若い女店員が多くいて、ぼくを
「ハッちゃん」と頭を撫ぜてくれている、正に当時の真っ只中にいた。
コロという生まれたばかりの白黒の小犬を運一・兄が拾ってきた。
そして三毛猫のタマとコロがジャレている。
その空間には何時も緊張感がただよっていた。

燕が飛んできて窓に当たって死んでしまった。初めて死をみた瞬間だ。
いやに首の下の赤い色が印象的だ。そこを出たところには大きな通りがあり、
多くの人が歩いている。小さな三輪車で駅の方に行くと右手に小さな公園があり、
その脇に池があり小さなスイッカスが水上を泳いでいた。

そうだ、ここは公会堂の裏にある小さな山の上に神社が祭ってある公園である。
周りを見渡すと植木の展示会が開かれていた、多くの植木鉢がところ狭しと
並んでいる。その先に大きい広場があった。それは阪之上学校の運動場。
何時も遊んでいる近所の子がいたので声をかけると、スーと消えた。
夢をみているのだろうか?いや、夢のはずがない。
ぼくは間違いなく、ここにいる!

 ズットここにいるのだ。
何で、ぼくは、ズ~ットここにいるのだろうか?
忘れたが何か遠い遠い旅をしてきたようだ。
何の旅だったのだろうか、僕はどこにいってきたのだろうか?
    
そこで、無性に悲しくなり大声で泣いてしまった。
泣いても泣いても、あの遠くのズット向こうの世界は戻れない!
ぼくはもう、あの遠い世界には返れないのだろうか?
ふと脇をみると小さなコロが悲しそうな顔をして、ぼくをみていた。
でも、コロがいたので安心をして三輪車を引っ張りながら家路についた。

 両親は忙しそうに働いている。
その横で姉達は今度法事で着る洋服を試着して笑っている。
その後に夕飯の時間がきて、丁度みんなで食べようとしていた。

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03月30日(月)
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