ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4831,「事業人生を決心して45年」の語り直しー9
それと次に頼んだスジ肉の煮込みも絶品である。おでん屋のおいしい店を彼方
此方で食べたが、この店はまた格別である。立て込んできたので、その店を出る。
このまま帰るのは、惜しいので大和百貨店の隣の飲食ビルに入る。
安そうなスナックに入って、カウンターに座る。まだ8時なので、お客は誰もいない。
素人っぽい20代半ばの店の女性が話しかけてきた。まだ金沢に来て2ヶ月で、
一〜二年いたら、また何処かに流れていくとか。若いうちに、彼方此方にいって
転々としたいのだという。こういう生き方もあるのか、驚いてしまった。
「この仕事の接客のポイントは何か?」と聞いたところ、「期待を持たせること」とか。
まさか「何の期待?」とも聞けないし。「それじゃ〜、何か期待してよいか?」と聞くと、
「今度、兼六園を案内してくれる?」というから、「今度ね!」と、空約束をし?店を出る。
バスの定期あるが、歩いて帰ることにした。浅野川の橋を渡って、20分ぐらいは
かかったが酔いを冷ますのに丁度よい。まあ、一人で飲むのも悪くはないが、
それにしても金沢には美人が多い。それと金沢の文化と風情がよい。
金沢には、3年間が目安だ。能登半島や、金沢の街を貪欲に知っておかなくては。
もっと一人旅をしなくては。
加賀100万石の城下町の歴史が観光だけではなく、飲み屋や喫茶店などに色濃く残っている。
ここは地元の人には非常に厳しいコントロールがある。反面、部外者には優しいのだ。
この文化的な特徴は数年住んでみなくては知りようがないが。
明日は同期入社の連中との飲み会だ!
ーー
また偶然の一致、
去年の今日も金沢関連のことが書いてあった。
・・・・・
2004年06月06日(日)
1160, 「武士の家計簿」−2
いまの時代にタイミングよく出版された、時の書といってよい。
現在の日本は、第二次大戦の終戦時や、江戸末期から明治維新の時期より大きい
大転換期にある。
この時期に江戸末期の武士がどのような暮らし向きをしていたのか、
どう対処していったかが、彼らの家計簿から大きなヒントを得ることができる。
彼ら猪山家の人たちが語りかけてくる言葉から「過去の人との対話」が可能になる。
「あとがき」の最後の文章が印象的である。
ー大きな社会変動期には「いまある組織の外に出ても、必要な技術や能力をもっているか」
が死活を分ける。家柄を誇った士族達の大部分は、その時点で社会から外れていったのだ。
現状を嘆くより、自分の現行を嘆いて、社会に役立つ技術を身につけようとした士族には、
未来が来たのである。私は歴史家として、激動を生きたこの家族の物語を書き終えて、
自分にも、このことだけは確信をもって静かにいえる。
まっとうなことをすれば、よいのである・・・・・。
ーー
転換期にある日本人にとって、いや自分にとって、この作家の努力によって
彼ら猪山家の人たちより「深いメッセージ」を与えられたといってよい。
「まっとうなことは、一日一日の努力の積み重ねしかない。」
いま問題になっているのは、
個人的にも国家的にも、過去のまっとうでなかった(バブル狂奔)シワ寄せである。
それを一つずつ引っ張り上げて、将来の姿を想定して、まっとうな姿に変えていくしか
方法はない。
 ーーーーーーー
「武士の家計簿」磯田道史著  新潮社
      長岡中央図書館  2004年05月29日
 目次
第1章 加賀百万石の算盤係
第2章 猪山家の経済状態
第3章 武士の子ども時代
第4章 葬儀、結婚、そして幕末の動乱へ
第5章 文明開化のなかの「士族」
第6章 猪山家の経済的選択

4464,余命半年 −2
2013年06月06日(木)
             「余命半年  満ち足りた人生の終わり方」大津 秀一著
  * 遺伝子からみれば、古い個体は新しい個体のため消え去るのが運命
 人生なら良いが、何時までも会社にへばり付き、新しい目を摘み取る人、それを、自分で気づいて
ないからタチが悪い。「老兵は、ただ黙って去るのみ」である。死も時節がある。 ただ悄然と消えて
いきたいもの。 ーその辺りからー

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06月06日(金)
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