ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393427hit]
■4722,心を上手に誘導する方!
44年前の学生時代の終わりの頃の日記のコピーを、毎年この時期に読んでいるが、当時から現在に至る年数が
長いような短かいような。60歳を過ぎると「時間軸が横になる」というが、一年前も40、50年前も同じ感覚なる。
残された日々だけでなく、過去の時間軸も横になってきた。50歳を過ぎた頃に、それ以降の残された20年、30年分の
人生を捨て身で10年に圧縮し、前倒しに実行したのは、時間軸を横にしたのと同じことだった。横にして見えるのは、
「死」である。また、その裏にある「生」。どちらにしても、人は死ぬ。そして数ヶ月もしないうちに、ほぼ忘却。
それなら、今日という一日を目いっぱい生きるしかない。人生は50歳を過ぎれば、人間は「残された日々」になり、
毎日が、その最初の日になる。それにしては、まあ、いい加減な日々を過ごしている。 ポイントは、「時間もお金も、
‘いましかできないこと’のために使う」ことになる。面白い映画を見て、良い音楽を聴き、腰をすえて本を読み、新たな
世界にチャレンジし、より孤独に徹し、日々を過ごすことである。その意味では自己評価は70点だが・・いや、50点か?
* 常日ごろがあるということ
一線を離れ、毎日が日曜日のような平凡な常日ごろの日々が続く。しかし、この「常ごろがあること」が実は素晴らしい。
中学、高校、大学の日々で懐かしいのは、当時の「常日ごろの生活」であるため。その年齢ごとの常日ごろこそが価値があり、
光輝いている。時代を背景にした、その時節の自分が、そこにいる。だから現在も時代背景と、「常日ごろ」を味あうことが
必要になる。ところで真に味わっているだろうか?
・・・・・・
3980, よかまん ー3
2012年02月17日(金)
* よかまん節を女子芸大生に素裸で踊らせた
よくぞ引き受け踊った女子大生も凄いし、それをビデオで自分の個展で流した会田誠にも恐れ入る。 ー 前回の続きから ー
≪ 最近非常勤講師として美大に呼ばれた折など、学生に「よかちん」について聞いてみると、ほとんどが知らない」と答えるのです。
せいぜいが「ああ、ラグビーの連中がやってるアレですね。見たことはないけど、話だけは聞いたことがあります」程度。どうやら
絶滅寸前の状態にあるようです。僕は「ざまあみろ」と「こりゃいかん」という、まったく相反する感慨を同時に受けました。・・・
芸大も近年ご多分に漏れずグローバル化の波が押し寄せてきており、和洋の相克に揺れた先人たちが必要に駆られ作った、ユニークな
ジャパン・オリジナルの枠組みが、次々と使命を終えつつあります。それは決しておめでたいニュースとは感じられない、複雑に屈した
自分がいます。また「よかちん」絶滅の直接的な原因が、近年の美大における女子学生の驚くべき増加であることも分っています。
僕の学生時代は少数派だった女子が、今ではどこの美大でも完全な多数派に転じています。女性全般に芸術の才能がないなんて
よもや思いませんが、それでもこの極端な変化には不安を禁じ得ません。同時に、少数派となった男子学生の全体的な覇気のなさ、
いわゆる「草食」化も気になるところでした。日本の美大と美術界は今後どうなっちゃうんでしょうか。そんなことを諸々考えた上で、
最近「よかまん」という新しい芸を作ってみました。 といっても「よかちん」の歌詞を少し変えただけなんですが。
"数え歌"の部分が以下のようになります。 一つ 開けば、二つ 触れれば、三つ 見せれば、四つ 悦べば、五つ 入れれば、
六つ ムズ.ムズすれば、七つ 舐めさせれば、八つ 破れば、九つ 擦れば。 小道具の一升瓶は小さなザルに変更しました。
これを現在東京藝大で油絵を学んでいる、知り合いの女子学生二人にやってもらいました。二人とも肝の据わった「肉食系」なので、
進んで全裸になってくれました。そしてそれを収めたビヂオを自分の個展会場で流してみました。それで何かが解決するとは思いませんが、
問題提起くらいにはならないかと思って。というか本当はこの「よかまん」が実際に芸大で流行して定着し、新しい伝統が生まれるのを
[5]続きを読む
02月17日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る