ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393733hit]

■4510, どうせ死ぬなら「がん」がいい ー4
 父は太平洋戦争前までは、実家の老舗の古道具屋の二代目で、母親が嫁に来たときに父に聞いたそうな。
「家って金持ちなの?」、それに対して父は「資産が7万円位で、金持ちの目安が10万だから、金持ちではない」と。
そして10数年後に戦争が始まり、それから数倍にした財産の殆んどを無くしたという。しかし、その財産の一つが、
空襲で焼けた後の繁華街の四角のあり、そこで始めた商売が当たり一時的だが、全国にも知られた繁盛店になっていた。
父は戦前、道具屋をしていた頃に、その商売柄、津上退助、野本恭八郎( 野本互尊翁)など戦前・戦中の財界人にフリーパスで
会うことが出来て、年に数点の骨董品を買ってもらうだけで商売が成り立っていたという。そのため世の動きに対する知識や教養が
必要ということを肌身で感じていた。コンプレックスだけでなく、子供には学問を身につける必要性は分かっていた。
早寝、早起きがベースにあり、20時半には就寝、5時前に起床し、新聞を読んでいた。綺麗ずきで、チリ一つ落ちていない家であった。
晩年の趣味は骨董品の収集、旅行、株式、旅行であった。 怒鳴ることは無かったが、その代わりに強烈な皮肉が飛んできた。
自分だけでなく家族にも従業員にも非常に厳しい人だった。要する地味にして目立たないこと、自己主張をしないことが大家族の掟。
兄姉達は、常に父親の顔色を窺って、側には近寄らないようにしていた。その父親が亡くなったのは満70歳。 私も3年半後に、
その歳になる。ファザーコン、マザーコンは、人間の心の底に誰も抱えているが、その人の原点である。幼児体験は強烈な経験だった。
・・・・・・
3770, 閑話小題
2011年07月22日(金)
  * 時間でみる施設の使用料金
 スポーツセンターや、シネマを一時間あたりの使用料でみると面白い。
スポーツセンターは、月5980円。20日は通っているので、一日300円である。私の実感は三十分500円で、二時間平均は
滞在しているので2千円の価値は感じる。2千×20日=4万円なら行かないが、1万2千円なら行くだろう。それにしても安い。
知人が、「スポーツジムは一人当たり一回2千円の計算がベース。これに会員数と稼働率をかける」と言っていた。
私の選んだコースの場合、日・祭日を除いたコースで、特別参加の日払いだと一日2400円になっている。
風呂、サウナ、プール、マッサージ・ルーム(マシーン)、ロビー、もちろんトレーニング・ルームありで、
10時から17時まで使い放題で300円は価値がある。 月に一度は行っているシネマは二時間で千円、一時間あたり五百円なら
充分に価値がある。最近のシネマはデジタル化のため圧倒的に画面も音響も迫力があり、別次元の世界に我々を引き込んでくれる。
年齢もあるのだろうが、スナックや居酒屋は、酒・肴などの飲み食いも入れてとしても一時間あたり千五百、二千円からみると、
圧倒的に映画の方が価値がある。 現在の不景気、ネット化、デジタル化で情報量が日ごと飛躍的に増えていることにある。
大相撲や、プロ野球、行楽地は現地まで行かなくても、家でパソコンやTVで、情報や、現場感覚が実感できる。それも無料に近い値段で、
である。スポーツ・センターも、よく見ると、殆どマシーンである。映画も、現在では殆どデジタルでつくられている。 
考える時は考え、休む時は休む。その時に道具としてマシーンを使えばよい。 
・・・・・・・・
3405, この国の終わり ー2
2010年07月22日(木)
   * 考える遺伝子の不在 
 日本の現状に対して、殆んど誰も考えてない国家に絶望をしながらも、何とかしたいという著者の気持ちが伝わってくる。
これでも考えて生きてきたつもりだったが、この数年来、何を考えて生きてきたのか反省しきりである。
10年来の哲学等の学習効果が少し考えに厚みが出てきたが、そうすると人生全体に疑問を持つようになる。
こと日本人全体をみれば、ほぼ99パーセントは考えてないように見かけられる。「考えて何になるの?」という質問が帰って

[5]続きを読む

07月22日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る