ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[396272hit]
■2562, ドル覇権の崩壊 −1
日米間に金利差をつけてアメリカに資金を環流させてきた
日本の財政破綻で円安になるという大嘘
ドルを支えてきたオイル・マネーとジャパン・マネー
日本の外貨建て資産への投資が今のドル高を支えるという矛盾
日本の国債相場が急落すれば米国債相場は必然的に暴落する
ダウは3年後に1万ドルを割り、その後8000ドル台にまで下がっていく
ドルを売り払いたい アメリカ財界人たちの本音
〜〜
第五章 アメリカが衰退し、中国が次の超大国になる
アメリカは中国に北朝鮮問題を丸投げして、アジアから逃げ出した
アメリカは東アジアのヘジェモニーを中国に引き渡す
アメリカは次世代の中国指導者まで決めている
人民元に投資せよ
ーーー
以上だが、こういう悲観論者の話は、この時期には敏感になったほうが良い。
・・・・・・・・・
2007年04月09日(月)
2197, ファンタジー文学の世界へ −3
( ^3)〜♪ オハヨウゴザイマス!
「ファンタジー文学の世界へ」 ー読書日記
P-154 「さいはての島へ」(ゲド戦記V)
■目的と存在 −「ある人生とする人生」について
第三巻は、壮年になったゲドが王子アレンとともに、世界の均衡を取り戻す旅に出る物語です。
これから本格的に冒険が始まろうとする前夜、ゲドは、以下のようにアレンに語りかけます。
「よくよく考えるんだぞ、アレン、大きな選択に迫られた時には。
まだ若かった頃、わしは‘ある人生’と‘する人生’のどちらかを選ばなければ
ならなくなった。わしはマスがハエに飛びつくように、ぱっと後者に飛びついた。
だが、わしらは何をしても、その行為のいずれからも自由にはなりえないし、
その行為の結果からも自由にはなりえないものだ。
ひとつの行為が次の行為を生み、それが、またつぎを生む。
そうなると、わしらは、ごくたまにしか今みたいな時間が持てなくなる。
一つの行動と次の行動の間の隙間のような「する」ということをやめて、
ただ、「ある」という、それだけでいられる時間、あるいは、
自分とは結局のところ、何者なのだろうと考える時間をね。」
ここでの「ある人生」とは人間の存在を意味し、「する人生」とは
人生の目的を意味する。人間の全体性を哲学的に分析すれば、
この存在と目的という観点は重要な切り口である。
抜粋にあるとおり、若きゲドは「する人生」に飛びついたという。
目的は若者の特権としても、目的だけの人生には、常に、危ないものがつきまとう。
目的を持つことと、それを目指す行為とは一体のものだからである。
目的と行為の一体性には、何ら問題がないように無いように感じるかも知れない。
しかし、往々にして行為のみに追われだすと、行為という活動に実在感を得て、
何もしないことや、何もできないことが自分にとって否定的に感じてしまう。
とにかく「動く」ことのみ専心してしまいがちになる。
活動のみに追われて、その意味を考えることが鬱陶しくなってくる場合が多くなる。
先の抜粋の中の『一つの行動と次の行動の間の隙間のような「する」
ということをやめて、ただ、「ある」という、それだけでいられる時間、
あるいは、自分とは結局のところ、何者なのだろうと考える時間』が
大きな意味を持つ。この休止時間こそ最も大事な時間である。
この時間の中で、一に戻って考えることこそ、個々人の心や魂と向き合うことになる。
・・・・・・・
ゲドも、世界の危機を救うさまざまな冒険を成し遂げ、魔法学院の長である大賢人となるが、
本人はそれを喜ばない。 そして曰く
「わしのほうは、うむ、いろんなものになった。いちばん最後が、そして、
おそらく、いちばんつまらないものが、この大賢人というやつだ」と。
河合隼雄が著書「生と死の接点」の冒頭「ライフサイクル」の中で、
[5]続きを読む
04月09日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る