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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■煙草による化学物質過敏症〜喫煙を注意されて殴る人
(例:「ストレスがかかった気分だ」→ふつうは「水を飲む」「深呼吸する」くらいで解消する程度⇔喫煙者にとっては「煙草でも吸わないとこのストレスは解消しない」と思わされているし、その感覚は強化されていく)

実はこのことに気づいたのをきっかけとして、わたしは本気で完全に禁煙しようと決めたのだった。
だって、それこそ「たかが化学物質」に自分の判断を狂わされるなんて、嫌じゃん。

もちろん、他にもそういうこと(自分の意志じゃなくて化学物質とかそういうものによって自分の考えがコントロールされる、ということ;典型的な例は言うまでもなくメンタル系の薬)はいくらでもあるだろうけれど、煙草だけは完全に無駄だし、止めても何も困らないどころか健康状態は明らかに良くなるので、わたしは煙草に対してだけはとっても厳しいのだ☆



……最後に、とても恐ろしいことを書く。
実は、こうやって煙草を標的にしてぐちぐち書き連ねるわたしは、実は心か体のどこかで「喫煙を欲している」らしいのだ。

たまに、夢に見るのよ。
とうとう誘惑に負けて、また喫煙し始めてしまう、という夢を。
それって実は、歯を磨かないで寝てしまって、口の中が気持ち悪い状態になっている時に見る夢だったりするんだけど。
つまり、口の中が気持ち悪くなるようなことをしたい、と夢の中では思っていたりするのだ。

そういう「悪しき欲求」と戦うために、わたしはこうやってぐだぐだといつまでも書き続けるのだ。
悪しき欲求がどこから来るかといえば、もちろん、受動喫煙のせいだ。
↑に書いた悪夢は、口の中が気持ち悪いだけじゃなく、たいていは受動喫煙にさらされた日の夜にやってくる。

そうして、わたしは
「しまったーーーーーーーーっ!!!!」
と叫んで目を覚ます。

煙草を吸ったのが夢の中だけのことだった、と気がついて、わたしはほっと胸をなでおろす。

「いいじゃん、吸いたくなったら吸えば」
なんて声をかけてくれる「優しい人」がいるかもしれない。

でも、わたしは嫌だ。
また歌えなくなってしまったり、肌がガサガサになってしまったり、自分が喫煙することを正当化してしまったり、なんて、そんな惨めな状態に落ちて生きていくのは。

それでなくても、自分が生きていることを認めてやるのは大変なことなのに。

03月21日(火)
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