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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■環境と人口
はいどうも!
みなさん、屁理屈屋の「邪鬼(じゃき)」登場です。
(邪鬼は「じゃっきー」の別名です)

みなさんは日本や世界の人口について、どのような考えを持っていますか?

わたしは、ずばり「現在の地球人口が多すぎ」と考えています。
もちろん、日本も、です。
太平洋戦争中によく「1億」という数字が掲げられ、戦争はとっくに終わっているのに日本人の多くは今でも「1億」が日本の人口の基準、みたいに考えているみたいだけど、実はもうそんな「常識」自体が桁外れの誤りです。

もしも日本人が食糧を完全自給して、日本の国土からとれるものだけを食べて生きていこうと思ったら、それでまかなえる人口は、1億の3分の1、3千万ぐらいになってしまうそうです。
現に、江戸時代の日本の人口はほぼそのくらいで推移していたそうです。

でもまあ、鎖国なんかする必要はないし、国際分業ということもあるから、食糧生産がものすごく多い……下手すれば無理矢理にでも外国に売りつけなければならないほどの……国や地域から、食糧は輸入しましょう。
これなら、今みたいに1億2千万を越えていても、餓死者はほとんど出ないでしょう。

でもね……
今の日本に食糧供給してくれる国とは、仲良くしておかないとねー。
怒らせてしまって「おまえには食い物分けてやんねえっ!!」などと言われたら、もうそうなってしまっている日本の近くの国みたいに、日本でも餓死者が出るようになるでしょう。

日本に食糧供給している国は、日本人が自国の人口について「1億以上でも大丈夫/適正/必要」と思いこんでいてくれる方が、ありがたいでしょう。
日本の食糧事情をコントロールできるということは、日本をそっくりそのまま支配できるということになります。

こんなおいしい状況、あの「食糧供給国」が手放すはずがありません。

その国は、確かに人口が増えています。
その国の人たちは、太っているか、太ることを気にしているか、どちらかです。
人口が増えているからあまり気にならないのか、国内では銃の所持が一般国民にも許されていて、殺人事件が当たり前のように起きます。
太っている国民たち(貧しくてもなぜか太っています。たぶん食糧にだけは困らないからでしょう)は、国家からあまり相手にされないのですさんだ暮らしをしています。
そういう国民の不満をそらすために、ヤクザみたいな難癖を勝てそうな相手にふっかけては、やたらと戦争したがります。

日本政府は、まるでその国に飼われているかのようにその国の政府の言うことに従っています。
時々、いくらなんでもそれはひどい、と断ろうとすると、なぜか総理大臣が突然弱気になってしまったりします。

それでもよければいいんだけど。
なんかDVっていうかモラハラっていうか、そういうのの被害を受けてるような気がして、わたしはいやだなー。

わたしとしては、あの「食糧供給国」とは一線を引くことができる程度の人口規模になってほしいなー、と思います。
それはだいたい、6千万人くらい。
そのくらいまで減るように、日本人はちょっと「控えめ」になった方がいいかな、と思っています。

そういうことが受け入れられるだけの力や心を、日本人が持てるようになればいいな、と思います。
02月28日(火)
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