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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■まだ悔しがってる ……空まわり。新作UP! 「残神イラスト集」
実は1階の自分が生活している部屋の上のほうのロフトになっているところまで
私が借りていることになっていたらしい。
私は、誰かにそのことを指摘されて、ロフトを上がっていった。

どうやら、以前、私がその部屋を借りる前、
ロフトのこともちゃんとわかって住んでいた人がいたらしく、
ロフトはその人(たち?)の残していったもので溢れ返っていた。

シャンデリアとか、さまざまな電燈器具が所狭しと並んで、ぜんぶに明かりがともっている階。
階段を上がったところに、いかにも「通せん坊」でもするように、
テディベアが2匹置いてある階。
ファッション雑誌が何か月分も積み重なっている階。

そう。
私以前の住人も、みんな女の子だったのだ。

あ、思い出した。
その建物の風景は、私が以前勤めていたNHショーパブ(なぜか「ゲイバー」と呼びたくない)の
風景だったのだ。

じゃ、「以前の住人」たちも、私と同じ(か、厳密には違うのか?)性別を持った人たちなの?

違う。
その人たちはみんな、純女(じゅんめ=遺伝子XXの女性)さんたちだ。
私がどんなに憧れてももう遅い、
二十代を女性として生きた人たち。

これ、言っても仕方ないんだけど。
できることなら、死んでもいいから20年前にモロッコでもなんでも行って
性転換しちゃえばよかった。
それができないように
お金(=手術の資金)を稼いでためる、ということをできるだけせず、
余計な貯金は決してしないようにした、
そのあおりで
今も浪費しかできなくなっちゃったし。


ばかみたい。

でも、夢の中で私の前の住人のことに気付いた私は、
ほんのりと安心し、ちょっと幸せな気持ちになっていた。
なぜ「安心」できたのかは、ぜんぜんわからない。
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★5・新作UP!
『文芸部長・会津里花?!』(←トップ)を「文芸編」と「現実編」に分けました。
(現実編="Jackie's Cure House"は、元の「ミラーサイト?(←自分でもよくわかってなかった(-_-;)」)
んで、そういう「作業」だけじゃなくて新作もUPしたいな、と思ったので
(っていうかバレちゃってる人にはもう読まれてると思うけど(^^;)
『冬の浜』という作品をUPしました。
実を言うと、本人が酔いしれていたほど出来の良い作品ではなくて、
たとえば二人称や三人称が不統一だったり、エピソードが中途半端だったり、と
作品としての良し悪しがどうの、という前に「不完全」な作品でした。
なので、できる限り「推敲っていうか手直し」をしてからUPしたんだけど、
やっぱり今いち。
表現しようとした世界は、
後に萩尾望都が『天使の擬態』という作品に描いた海辺のシーンを
髣髴とさせるような情景で、決して悪くはないと思うんだけど……
(っていうか、モー様、なぜ私と並んで走るかのような、
同じところを見ているかのような、
そんな作品ばかり書くのですか? と、問いたくなります(^^;
小1時間ほど問い詰めたい……って、半分は「根拠に欠ける自慢」だけど。
もしかしたら、単に私が萩尾望都から影響を受けすぎてるだけかもしれない……)

他に、『箱を持つ男』という作品が、私の過去の「原案帳」には残っています。
けれど、これ、完結しているバージョンはつまらないし、
面白くなりそうなのは未完成だったりします。
(完成させられないから余計にそう思うのかも)

これは「過去作品集(製本版)」のみにUPするかも。
だって、発表したこと、ないんだもん。
過去にどこかで掲載しちゃったことのある作品はオンラインでもいいけど、
それがないものは、たとえ100円かそこらでも、売価をつけて売る価値があると思うのです。

私、できることなら、作品を売って生活する、
「プロ」の「作家」に、なりたいのです……(;_;)悲願。

そのためには、私の限りある「ネタ」を、
ぜんぶオンラインに「無料」でぶちまけてしまうのは、

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04月23日(火)
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