ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■煙草による化学物質過敏症〜喫煙を注意されて殴る人
電車のホームは禁煙ですが、喫煙所以外でも歩きタバコをしている人達が大勢居ます。
バスの車内も禁煙ですが、バス停にはタバコを吸う人が居るので迂闊に近付けません。
自家用車を使うのが一番安全な交通手段ですが、窓を開けて運転することはできません。
どこから煙が入ってくるか分からないからです。

結局安全な場所など無いに等しいのです。
化学物質過敏症の人が悪いわけではないのに、なぜこんなに悲しい想いをしなければいけないのでしょう。。

ではどうすればいいのでしょうか。
タバコは嗜好品です。(少なくとも今の日本では)
止めろ、とは言えません。

私たちがお願いしたいことは、2点のみです。

 ※ 歩きタバコをなくして欲しい

 ※ 建物の完全分煙化

たったこれだけのことです。
これだけのことで、タバコによる化学物質過敏症の人も、外を気軽に歩けるようになるのです。

お願いします。
タバコによる化学物質過敏症という病気があることを知ってください。
そして、タバコを吸う時に思い出してください。
その煙で苦しんでいる人達が居ることを。
悲しい想いをしている人達が居るということを。
少しだけでいいのです。
少しだけ、思いやってあげてください。
自分さえ良ければいいとか、そんな悲しいことを思わないでください。
あなたが少し気を使うことで、とても助かる人達が居るのです。

タバコによる化学物質過敏症にご理解とご協力をお願いします。

以上引用--------------------------

うう…… わかってしまう。

特に、「歩き煙草」は本当にひどいと思う。
外の空気を気持ちよく呼吸しながら歩いている時、突然煙草の煙がどこからともなく漂ってきて、
「うっ!危ないっ!」
となってしまう。

あと、車からの吸殻のポイ捨ても、たぶんやっている本人はそれがどんなに危険なことかわかっていないのだろうと思う。
こちらの方は、「物理的に」交通事故の原因になりかねないのだ。
……ていうか、そんなこと誰にだってわかりそうなものなのに、それでもやっちゃう人がいるのはなんでだろう??????ぜんぜん理解できない。
(正直、これ言い出すと恨み節になってしまう。だって、わたし昔原付に乗っていた時に、飛んできた吸殻がヘルメットのシールドに当たってすごく怖い思いをしたことがあるんだもん! あとちょっと下に飛んできたら、首に当たってやけどしてしまったかもしれない。もしかしたら、それがわたしの短い一生の終わりだったかもしれない、と思うと……)

ただ、このサイトの人はこんな言い方もしている:

--------------------------以下引用

※※ ここは嫌煙サイトではありません。 ※※
ここは、『心が』ではなく『身体が』煙草を受け入れることが出来ない病気の方の為のサイトです。
どうかそこだけご理解下さい。

以上引用--------------------------

確かに、感情的になってしまったら、いくらそれなりに根拠のあることでも、
「差別したくて言ってるだけなんだろう」
と言われてしまう。
そうなったら「好き嫌いの問題」で片付けられてしまい、どんなに苦しくてもわかってはもらえない。

そういえば気がついたのだけれど、わたしは煙草の煙の中に長いこといると、「眠くなってしまう」。
今までは「根性が足りないせいだ」と自分でも思っていたけれど、よーくよく考えてみると、煙草の煙がないところではこういう「症状」は出たことがなかったのだった。
そーか、そーゆーことだったのか。
これからは自分を責めるのは止めよう。

「体の病気」と「心」というか「気持ちの問題」は、時にはきっちり分けてものを言わないと、どうしてもわかってもらえなくなってしまう。
けど、わたしにはそれはちょっと難しいかも……

あと、こんなニュースも:

--------------------------以下引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000123-kyodo-soci

車内の喫煙注意され殴る 警視庁巡査部長を逮捕


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03月21日(火)
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