ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■「特集・私のSEX」 他
もともと「男である」ということを自分で認めていなかったのだから、
「男として女の子にモテる」なんて、正直鬱陶しくて仕方なかったし、
たぶんそういう気持ちから、そういうフンイキを「気のせい」とか「なかったこと」にしていたみたいなのだ。
あと、私のことを「カッコイイ」とか言う相手に対しては、それでデレデレした顔をする私を見て
「ホラ、こいつバカだよー、真に受けてやがる」
とバカにするつもりだろう、とか思っていた。
(だって、いちおう誉め言葉だというのはわかっていたから
誉められたら喜んでやらなくちゃいけない、とかおかしな捉え方はするのだけれど、
どう喜んだらいいのかわからず、中途半端にデレデレした顔するしかなかったんだもん(/_;))
でもまあ、「男がわかる女」は、私がどこか「男ではない」のを見抜いていたようで、
私が憧れるようなタイプの女の子、というより女の「人」からは、私は相手にされていなかった。
私はそこだけはしっかり認識していて、
「やっぱり男としてはダメなんだ」
と思っていた。
ううーん、でも、別に、憧れる女性っていっても、付き合いたいとか思わなかったし。
強いて言えば、やっぱり「あんなふうになりたい」っていうのが正直な気持ちだったっけ……
しかも、そのすぐ裏側のあたりに、「でもオマエ(=自分)、どうせ体は男じゃん」とかいう皮肉たっぷりの付箋が
べたーっと張り付いていたんだけどね。
あの頃の過ちと今とで、たった一つだけ違うところがある。
「フツウの女性だと思っていた」という言葉を、今の私は決して「なかったこと」にはしない。
(あーよかった。今度の記事はまとまりがいいや)
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★3・自信〜先へ進めそうだ
上の記事のつづき。
私、自信を持てそうだ。
要するに、女の立場から小説書けばいいんじゃん。
「元オトコ」とか「だからいやらしい」とか考えずにさ。
まあ、周りから見たら「(?_?) なんでそんな拘り方する??」と思うだろうけど。
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11月25日(日)
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