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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■彼らはどうやって暮らしていたのか?
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電気が通じていなくても生活はできるのだろうか。テレビもなく、夜になったらロウソクでもつけない限り真っ暗になる生活というのはどういう暮らしだろうか。貧しさ故にそんな生活を実践してきた父子がいた。しかし、ついにこの暑さに耐えきれず、老いた父は熱中症で亡くなるということになった。
熱中症:電気代が払えず76歳の男性死亡 さいたま市
15日午後4時20分ごろ、さいたま市北区の無職男性(76)が自宅で倒れているのに同居の無職の長男(48)が気づき、近くの公衆電話から119番した。救急隊員が駆け付けたが、男性は熱中症で既に死亡していた。
埼玉県警によると、部屋にエアコンはあったが、電気代が払えず十数年前から電気は止まっていた。同日午後1時ごろ、長男が、男性に頼まれて近くのドラッグストアで氷を買って渡したが、約3時間後、布団の上であおむけに倒れていた。男性は長男と2人暮らしで、収入は男性の年金だけだったという。
熊谷地方気象台によると、15日のさいたま市の最高気温は35.8度だった。【飼手勇介】
この48歳の長男は肺と腰の病気を患っており、働く事が困難だった。それで10年前に父親が生活保護を申請したという。しかし申し出は却下され、2ヶ月で10万程度の年金は家賃を支払うとほとんど残らなかったらしい。この長男の病気がどの程度のものであったのか、全く働けないほどのものだったのかという詳細はわからない。またこの件に関して埼玉県は「10年前の記録は残っていない」という形でなぜ却下したのかを明らかにしていない。48歳長男が公衆電話から119番することも、ドラッグストアに氷を買いに行くこともできるのだが、それだけでは働けるかどうかはわからない。障害や病気で働けないことが正しく行政側に伝わっていれば年金等が支給されていたはずである。もっともその制度を悪用して、「うつ病です」と自称して障害2級の認定を受けようとする詐欺師たちが増えていて、その方法を書いたマニュアルを販売しているクソ野郎もいることも事実で、行政側のチェックもきっと厳しいのだろう。少なくとも本当の病気で働けないのならば、それを認定しなかった行政側の問題なんだが。一部の悪意のある連中のせいで、真に困窮している人が排除されるのならばそれも困ったことである。パチンコ屋に毎日通ってる連中や不正受給のヤクザには簡単に支給するのに、この方たちにはなぜ支給されなかったのだろうか。
この長男は無職ということだから、父の死去によって収入の道は閉ざされたわけだ。後は生活保護を受給することを申請するのだろうか。ここで認定されるならばなぜ今まで認定されなかったのかということになる。
そしてもう一つオレが普段提唱していることがある。なぜ空き家だらけの公営住宅をこういう困窮者に家賃タダで開放しないのか。そうすれば父の年金収入だけでも十分に生活していけたはずである。家賃ぼったくり階級の収入を守るために、空き家を空き家のまま放置させて家賃の値崩れを作為的に防いでるのが今の行政なのである。
この父がもらうわずかな年金収入では月5万5000円の家賃を払うと後にはほとんど残らなかったらしい。そんな状況でも電気のない生活ならば暮らしていけるということなのだろうか。わずかな収入をどのように切りつめて暮らし、毎日どんなものを食べていたのか。その家計の内訳をオレは知りたいのである。そして、それと比較していかに生活保護受給者が優雅で贅沢な暮らしをしているかということもだ。この父子に比べればはるかに困窮の度合いの低い方々に安易に生活保護費が支給されている現状との落差は大きすぎるのだ。
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08月17日(火)
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