ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■極悪証券会社を退場させよう!
 ところが、19日午前6時前にこの記述がすべて削除された。同時に、この項目のなかに書き込まれていた同証券の手数料値上げに関する記述や、赤字業績に触れた記述も削除された。
 19日午前10時半すぎ、別のユーザーが記述を復活させたが、朝方に削除したのと同じIPアドレス(ネット上のアドレス)のユーザーからアクセスがあり、再び削除されてしまった。その後も、複数のユーザーがトラブルに関する記述を復活させたが、そのたびに、同一アドレスからアクセスがあって削除を繰り返すという“編集合戦”が繰り広げられた。
 削除を繰り返したユーザーは、ウィキペディア管理者から「荒らし行為」に当たるとして警告を受けた。
 警告後は、別の3人のユーザーが現れ、同じ部分の削除を開始。管理者は同じように警告を発し、「ジョインベスト証券」の項目はいったん第三者が編集できないようにした。
 一方、電子掲示板「2ちゃんねる」でも19日深夜から20日未明にかけて、同証券の顧客トラブルをテーマにした複数のスレッドを丸ごと削除するよう、あるユーザーが2ちゃんねるの管理者に依頼。
 「ジョインベスト証券に対する著しい名誉棄損、業務妨害に該当する書き込みが多数ある」というのが理由だが、管理者は削除しなかった。
 2ちゃんねるに削除依頼をしてきたユーザーのアドレスは、ウィキペディアで削除工作を繰り返していたユーザーと同じアドレス。よほど同証券のマイナス情報をネット上から消し去りたかったようだ。

 今回、マスコミ大手が沈黙する中で最初にこの事件を大きく報道したのは夕刊フジらしい。この報道がフライングだったのかどうかはわからない。以下にその見出しの画像を示す。




 さて、こうして記事になってやっと金融庁が動き出して真相究明に当たるのだろう。しかし、現時点での各マスコミの記事はどれも加害者であるジョインベスト證券の発表をそのまま載せているだけであり、もう少しでゼニをだまし取られるところだった顧客というか被害者側の談話を載せてるものはない。そうした報道は著しく不公正であり、本気で取材しようとしてるとは思えない。この事件は野村証券子会社による一種の詐欺事件であり、損失付け替えという犯罪行為が、ネット市民たちの活動によって暴露されてついに野村證券が逃げられなくなったいうことだとオレは認識している。

 上記の事件についてのまとめサイトにはオレの10月21日の日記もリンクされている。ネット市民たちによる正義の告発の一つとして、オレの暴言コラムもそれなりに役に立ったのだとしたら書き手として嬉しいことである。

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10月26日(日)
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