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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■我が国はどんな国を目指すのか?
18年後、大学・短大の入学定員が今のままであるならそれこそ大学・短大への進学率は7割を超えてしまうことになる。今よりもますます高学歴化が進行するわけだが、果たして国民のレベルはその高学歴にふさわしくなってるだろうか。出版業界全体の売り上げが減少し、みんなが本を読まなくなってしまったのはなぜか。大学生がきちんと本を読まず、論文やレポートはネットで集めたコピペだらけとなり、そうして課題を提出することに注意を受けた学生は「えっ?なんでダメなんですか」とムクれるという。大学で教える友人は「今の大学生は信じられないほどに基本的なことを知らない」とあきれている。大学の設置をどんどん認可するのなら、その一方でダメな大学を廃校にする仕組みをなぜ用意しなかったのか。オレが今興味があるのはFランク大学の潜入調査である。そこでどんな低レベルの講義が行われ、学生の何%が爆睡していて、何%がメールを打ち、何%が講義中にDSやPSPで遊んでるのか、それをオレは実態調査したいのである。もっともこんなオッサンが変装して潜入してもすぐにバレるだろう。
これからどんどん日本の人口が減少していくわけだが、まずそれは人口の偏在という形で現れている。すでに過疎の集落が高齢者ばかりになり、その高齢者が死ねば無住の地になっていくという現象は日本中の田舎で起きているわけだが、どうして田舎は放棄されたのだろうか。家賃の高い都会で生活保護を受けて毎日パチンコ三昧の人たちがいる一方で、田舎には住む人もなく放棄されいてる多くの家がある。勤労意欲を無くしてパチンコ三昧になった連中が心を入れ替え真人間になって働くことはまず期待できない。だったらせめてタダで住める田舎に行かせて、社会がそうしたごくつぶしに対して支払うコストを減らすしかないのではないか。
少なくとも東京都区内で生活保護を受給させるという無駄は排除すべきだとオレは思うのである。働いていないのに通勤の必要のない人たちがどうしてそんなに高コストなところで暮らしているのか。一人当たりの生活保護費の水準を半分に下げる代わりに受給資格のハードルを下げる、つまり今の予算で倍の人数の面倒を見るか、受給者は今の人数そのままでもみんな田舎に行かせて保護費としてかかるコストを半減させるか、いずれかの方向を目指すべきだとオレは思うのである。人口の偏在の解消だ。
事業仕分けで目先のことをあれこれといじるのではなく、20年先に日本はどうなってるのか。50年先に日本はどんな国を目指すのか。そんな国家のグランドデザインを示せる政党があるのか。オレが知りたいのはそこなのだ。
今から20年後、オレが老人になった時に日本はどんな国になっているのだろうか。その時に若者は未来の日本に夢を描くことができているだろうか。鳩山首相は「コンクリートではなく人に投資する」と語った。その方向は間違ってはいないと思う。しかしそれを支えるはずの教育に関して何のビジョンも示せていないじゃないか。やる気のある生徒にもない生徒にも一律にゼニををバラまくだけの高校無償化は何一つ効果がないとオレは断言する。社会にこんなに若年失業者があふれているのなら、そしてその多くが高学歴なのなら、どうして大胆に小学校や中学校の教員を増やさないのか。リストラされた高齢者をどうして職業教育の場で活用しないのか。子ども手当に2兆7000億も使うのなら、そのゼニで50万人の雇用を生み出す方がはるかにマシである。
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01月02日(土)
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