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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■みなさん、こんな政府を支持しますか?
2003年に出版された「日本国大統領桜坂満太郎 1 (BUNCH COMICS)」というマンガがある。中国が世界の覇権を握るために日本に侵攻してくるというストーリーである。親中派のサヨクの人たちが占領軍である中国軍の走狗になるくだりは妙に説得力がある。そのような有事に役に立つのは国民の強い意志と自前の軍事力である。日本の技術をパクられるだけの共同開発には意味はない。武器を作るのなら最高のものを自国の防衛のためだけに作ることである。そんなものを外国に分け与えても馬鹿どもはろくな事に使わないだろう。軍備とは使わないからこそ価値があるのだ。戦争をやりたくてやりたくて仕方のない中国や北朝鮮や韓国やロシアの連中の誘いに乗せられたらダメだ。
そして、軍備よりももっと日本政府に必要なのは外交力である。あのならず者国家の北朝鮮がアメリカと対等の駆け引きを堂々としているのに、日本は竹島や尖閣諸島の問題で韓国や中国に舐められっぱなしである。北方領土の問題だってそうだ。8月15日を過ぎてから侵攻してきたソ連軍に樺太や千島で非戦闘員を大量に虐殺された事実を日本政府は一度だって公式に抗議したことがあったのか。その賠償と謝罪を求めたことが一度でもあったのか。たとえ敗戦国であっても主張すべき事はしっかりと言うべきだろう。たとえ麻生太郎の失言であってもプーチンに何か言って欲しいのである。世界に向かって報道されればそれはそれで強烈なアピールとなるだろう。
世界に武器を輸出してもいいと公言する政府与党をあなたは支持するのか。今、世界の紛争地で武器を回収する活動をしている 瀬谷ルミ子さんという方がいる。1977年生まれの若さで、日本紛争予防センター(JCCP)の事務局長をしておられる。今までの勤務地は、ルワンダ、アフガニスタン、シエラレオネ、コートジボワールなど。専門は、紛争後の復興、平和構築、治安改善、兵士の武装解除・動員解除などである。こんな立派な活動をする日本人がいる一方で、こんなクソみたいな政府がある。その現実をあなたはどう考えるのか。
推薦図書:
国際協力の現場から―開発にたずさわる若き専門家たち (岩波ジュニア新書)
地球を救う仕事〈1〉平和な世界をつくりたい―14歳になったら考える (14歳になったら考える地球を救う仕事 1)
武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)
きっこさま、リンクありがとうございました。おかげさまでこの日記を大勢の方に読んでもらえたことを深く感謝致します。
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05月25日(月)
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