ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■石原銀行を食い物にした連中
 都議たちが票集めのための利益誘導の手段として「融資の口利き」を行い、返せるあてのないようなクソ会社に巨額の融資を行う一方で手数料を取り、その融資は踏み倒されるという実体があるのなら、新銀行東京に出資された都民の税金がそのまま都議たちのフトコロに還流したことになる。そんなでたらめな銀行はさっさとぶっつぶせとオレは思ったのだが、それをつぶせない事情もあるのだろう。もしも破綻処理ということになれば、そのずさんな融資の実態も口利きの実態もあばかれる恐れがあるわけで、それで石原知事は追加の出資を決めたのかも知れないのだ。

 借りたゼニを踏み倒した連中は、そのゼニを巧妙にどこかに隠してしっかりと取り込んだはずである。会社が倒産してしまえばもう追求されることもない。合法的にその取り込んだゼニは返済を免れることができる。そうして悪人たちは着実に金持ちになっていくのである。もしもオレが教師というまっとうな稼業ではなくて裏の世界の稼業だったら、融資の審査の甘い銀行を食い物にするという方法を駆使して、引き出したゼニを今度は仕手株の世界で何倍にもふくらませていただろう。不正な方法で取得したゼニも、一度株式投資の利益という形にしてしまえば今度は真っ当なゼニになる。そうやって資金を得ている暴力団関係者も今はかなりいるはずだ。昔は暴力団のシノギの代表といえば売春と麻薬だったが、今は株式投資の収益を資金源にしている暴力団が多い。暴力団のフロント企業の中に株式上場しているものもあるくらいだ。資金は銀行から引っ張り、決算書は偽造や粉飾、どんどん株券を印刷しては投資家のゼニを巻き上げていくのである。

 新銀行東京の融資の中で貸し倒れになった部分のうち、かなりの金額が暴力団の資金に環流しているとオレは予想する。都民の税金を使って暴力団に資金援助してやってるというこの銀行の実態をいつまで放置するのか。そしてこんなクソ銀行を延命させてるのはいったいどこのどいつなのか。これから先、どこまで事実が明らかになるのだろうか。それの正義を行うことができるのはマスコミではなくてネットの力であるとオレはここに宣言したい。

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10月28日(火)
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