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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ四国 大手前高松−愛媛FC
プリンスリーグ四国は発足以来愛媛FCが最強チームでプレミアリーグ経験があるのも愛媛FCのみである。ナンバーツー争いは香川西・松山工・徳島市立・徳島ヴォルティス辺りが争ってきた。現在では四国もJユースが上位に来ているが、愛媛FCが軸という様相は変わってない。
さて四国はクラブユース選手権でも訪れる。そこでプリンスリーグと分けて強豪の様子を探ろうと考えた。大阪からだから香川県か徳島県開催を選ぶことになる。それともう一つ、近年四国の高体連で最も注目しているのが大手前高松高校だ。香川県は全国制覇経験がない。かつては高松商の1強時代だったが正直言ってまるで技術がなかった。全国でベスト4に入っていたが、全国制覇の可能性を感じたことはなかった。そこに関西からのサッカー留学で香川西が台頭した。香川県とは素材が違い、たちまち1強となった。香川西の時代が続いてから、寒川がフットサルで全国4強に入ったりしたのと同時期にJユースのカマタマーレ讃岐や大手前高松が地元の中学生を育成して台頭してきた。香川県でもサッカー人口が少ないわけではない。育成をしっかりしてこなかったから、高校生年代で差がついていたのだ。カマタマーレはレベルの高い日本クラブユース選手権でグループリーグを突破する力を見せた。大手前高松はコーマラントというクラブからの地元の選手の6年間一貫教育でバックラインからしっかりつなぎビルドアップする理想の高いチームを作った。理想の高さゆえか、香川県内ではしばしば敗退するが、新たな可能性を感じる。ちなみにコーマラントにはアザレアという女子チームもあり、女子もしっかり育成している。

さてプリンスリーグは大手前高松と愛媛FCのカードがある。会場は大手前高松の倉田学園グラウンド。初訪問だし行くことにした。で、切符が問題である。JR西日本にはポイントがあり、この時期。山陽新幹線の乗車券・特急券の75パーセントオフの「ウエスターポイント超特典切符」がある。これで岡山まで行くことにした。高松まで快速マリンライナーで抜けて、そこからバスで街中を抜けて山の方の診療所のバス停で降りてさらに奥に入ると天然芝グラウンドがある。大手前高松は校名の通り学校自体は街中にあるが、グラウンドは山の方にある。

プリンスリーグ四国
大手前高松−愛媛FC
5月6日 13時 倉田学園総合グラウンド 天然芝 ピッチ良 曇り



大手前高松 監督 川上暢之 前所属記載なしはFCコーマラント出身
GK  1 新宮千響  3年 170 BLINQ FC KIZUGAWA  
DF  2 芳地大河  3年 170
    3 藤川遥人  3年 173 京都サンガFC U−15SETA
    6 奥田憧士  3年 165 AC.Re.salt
MF  4 片山夢大  3年 172
    5 倉本響   3年 170 京都サンガFC U−15SETA
    7 川北蒼葉  2年 177 福知山ジュニアユース
    8 柿平脩大  3年 170 徳島FCリベリモ
FW  9 野林和馬  2年 170 エベイユFC
   11 中野迅   3年 164
   13 森浦真   2年 165 徳島FCリベリモ

リザーブ
GK 12 多田夏樹  
GK 21 小田鉄舟  3年 173 サルパFC
MF 10 二川輝   3年 174 
   14 矢野颯   3年 163
   15 八十嶋日哉 2年 162 徳島ヴォルティス 
   20 宮川和也  3年 162 シーガルFC
   17 桑島明渡  2年 170 FCディアモ

愛媛FC 監督 北内耕成 前所属記載なしは愛媛FC U−15出身
GK  1 亀山雄汰  3年 182 プラシア山口
DF  2 瑞慶覧長汰 3年 164 ヴィクサーレ沖縄FC
    4 島佑成   3年 177 ヴィッセル神戸 ユースの間での移籍
    5 石原拍   2年 182 アルコバレーノ
   14 齊藤佑人  3年 176 ガンバ大阪門真
MF  6 田中碧   3年 172
    7 森実昊   3年 170

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05月06日(火)
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