ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ四国 大手前高松−愛媛FC
    8 嵐亮太朗  3年 170 サンフレッチェくにびき
   11 浦添朝仁  3年 175 ヴィクサーレ沖縄FC
FW  9 俵拓斗   3年 172 プラシア山口
   10 青木壱清  3年 176

リザーブ
GK 21 山田徠斗  2年 183
DF  3 塩見勇貴  1年 180
   17 高須賀蓮  2年 168
   34 佐藤優馬  1年 170.1 サガン鳥栖
   35 平野?大
MF 20 仙波隼太郎 1年 175 
   28 小松海晴  2年 163
FW 18 菅範十
   37 石橋潤人



大手前高松
九番
十三十番八番十一
七番
二番三番五番六番
一番



愛媛FC
九番十番
六番八番七番十一
十四四番五番二番
一番



開始すぐ、繋ごうとする大手前高松に対し、愛媛FCが秩序だったプレッシングを仕掛ける。そして奪ったら愛媛FCは自由に回せる。すぐに力の差は分かった。身体的にはスピード・高さ・パワーで愛媛FCが上で、技術的にもそう。そして戦術的にも愛媛FCは前進ルートがあるのに対し、大手前高松のビルドアップを断つ秩序だったプレッシングもある。愛媛FCは今季絶好調だが、これはプリンスリーグ関西のどのチームよりも、そう、おそらく京都サンガよりも強い。本気でプレミアリーグ復帰を狙っているチームだ。観戦ノートはたちまち愛媛FCへの褒め言葉で埋まる。
10分、タテに速い攻め、H俵から左のI青木にはたき、リターンをH俵、蹴り込み愛媛FC先制。12分にはI青木が強烈なミドルで追加点。16分にはE田中の左足左クロスをF森実ヘッド。0−3。23分にはA瑞慶覧がPKを決めて0−4。
さて愛媛FCはセンターバックがどんどん運ぶ。敵陣に繰り返し運ぶ。右センターバックD石原は敵陣半ばまで何度も侵入する。つまり上手い。相手を舐めているのかもしれないが、チームとして許容している。左センターバックC島はレフティ。彼も石原ほどじゃないが敵陣まで運ぶ。そして正確な左足がある。フィードがよい。彼は現時点で石原よりも上、プロ射程圏内の選手に見える。このセンターバックコンビは空中戦でも完勝し、高さだけでなく身体能力も寄せの速さも素晴らしい。全く隙がなかった。GK@亀山は正確なキックが光る。身体能力も高い。声も出ている。右サイドバックA瑞慶覧は速い。スピード豊かな愛媛FCの象徴だ。外にも中にも表れる。左サイドバックM齊藤は左足フリーキック担当の正確な左足がある。G嵐は下がり目のボランチ。ビルドアップができて運べる。デュエルも圧勝。大手前高松に嵐を起こさせない。上がり目のボランチF森実は運べて飛び出せる。キャプテン。チームの中で特に上手いわけではないが戦える。どんなチームにも必要なタイプ。右ハーフJ浦添は速くて強い。愛媛FCの右は実に速かった。中も上がれる。左ハーフE田中はレフティ。ガンガン突破して正確なクロスを入れるし、中にも入れる。愛媛FCの両サイドはタテも中もあるから大手前高松のサイドバックだけではとても対処できない。FWI青木はエース。速くて上手くて身体も強い。エースなのにフリーキックもPKも蹴らなかったが。流れて受けるタイミングだとかサッと下がるタイミングもよくクレバーでもある。彼もプロ射程圏内だろう。いや、レベル差があって全員プロが目標のチームに相応しかったが。H俵はエースストライカー。マークを外す動きをマメにしている。

大手前高松は試合中に自信喪失状態。真の強豪ならば力の差があっても闘志は萎えないものだ。この点は残念。フォーメーションは開始時は4−3−3だが、守備に追われて4−5−1になった。左サイドバックA芳地はレフティ。セットプレーを蹴る。

さて前半0−4のハーフタイムに愛媛FCは右センターバックD石原→㉞佐藤。世数の交代である。


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05月06日(火)
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