ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■諾否の鍵が在るのでしょうか
少しずつ、
其の養分を内に蓄えながら。

地に根付き、
其の上で育まれるのか。



其れとも。


育ち在る其の個が、
其処に、
位置するだけで。

地の介在など、
端から無いのだろうか。











縁の地。



数度訪れながら。

一度、
拒絶された土地。





今日は何方か。



あの子の違和感に、
気を配り。

半ば、
張り詰めた想いを秘めながら。



大銀杏の脇へと、
歩みを進める。


















如何に産まれ、
如何に育ち、
如何に受容されるのだろう。


自身の振る舞いで。

想う相手の立ち位置を、
少しでも、
変えて行けるのだろうか。
















 「連れが居るんです。」

 「珈琲飲んで行きなさいよ。」

 「実はおふくろに話しても居ないんだけれど。」

 「うちはウェルカムだから。」



帰り際に立ち寄った、
母親の生家で。

伯母と従兄に、
あの子を紹介しながら。















今なら良いのですか。


そう、
問い掛ける。





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References
 Jun.21 2015, 「眼鏡は許さぬ想いでしょうか」
 Apr.20 2013, 「初めて繋がった日に為るのでしょうか」
 Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」






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01月03日(金)
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