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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■ながめる月なら永遠でしょうか
ひと月に、
一度の輪廻を繰り返す。
其の、
定め故に。
表裏の、
其の裏側に在って。
表の様な、
強さを纏い輝く故に。
重ねられる姿は。
委ねられる想いは。
数多に、
在るのだけれど。
月は。
其の、
一つ一つに。
如何様に、
応えるのだろうか。
其れとも。
飽く迄、
其の光は見上げる者の投影で。
与り知らぬと、
言うのだろうか。
戻れる命が在れば。
途絶える命の在ろう事は、
摂理で。
数多に在る個の、
其れ其れに。
過ぎないけれど。
三日月にも満たぬ、
細く、
細く、
輝き始めた月を。
幾ら、
ながめても。
視得ぬ相手では無く、
自身に宿る想いしか復らぬのは。
ながめかたが悪いんだろうな、
きっと。
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10月01日(火)
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