ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■変わらぬ深さで居られていますか
例え、
此れが最期と想い窮めながら、
想い逢ったとしても。

其れが、
如何程残存するのだろうか。




上書きされ行く記憶の、
其の中に。

或いは、
欠片は残り続けるのだろうか。




其れとも。




治る迄はと、
願掛けに施した封を。

三年振りに解いた、
其れ故か。













別に、
残って居なかったとしても。

もう一度、
逢わせれば良いだけの事だけれど。




其れでも。




其処に居続けた様な感触が、
在り続ける魅惑に。

ふと、
溺れ掛ける。





















腕の中で。


 「変わって無いよ?」


上擦る声で応える、
あの子の。

其の、
振る舞いも。









変わって無いね。





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References
 Jun.19 2015, 「知らない振りが要るのでしょうか」
 Sep.21 2014, 「狡いのは何方でしょうか」






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03月18日(日)
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