ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[158063hit]
■糸と運命の差は何処に在りますか
一本、
一本、
其の糸の其れ其れが。
連なるのか。
紡がれるのか。
縒り逢うのか。
千切れるのか。
其れを予測する術など、
無いのだけれど。
眼前に。
過去が、
結ばれて居るのだとすれば。
今、
其の刹那に於いては。
其れは、
縁に他ならない。
途絶える幾つもの糸の中で。
何が、
残されるのか。
何が、
芽生えるのか。
最期の刻限に。
果たして、
其れを附与されるのだろうか。
近付く機会を得られた、
其の想いを。
「繋がりが解けてないってのが運命で~す。」
あの子は。
そう、
表現するけれど。
未だ。
解を得られるのが先だと、
言うのならば。
「あと二年もすれば二十年だよ。」
「お互い紆余曲折して遠回りして遠回りして。」
「平行線だったのが交わる日が来るってのも凄いよね。」
あの子の言う、
其の凄さも。
今だけの縁で。
未だ。
評価される程の価値を、
与えられては、
居ないのかも知れないね。
----------
References
Mar.13 2017, 「平行線と言うのでしょうか」
Apr.20 2013, 「初めて繋がった日に為るのでしょうか」
Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」
↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
03月04日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る