ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■糸と運命の差は何処に在りますか
一本、
一本、
其の糸の其れ其れが。


連なるのか。

紡がれるのか。

縒り逢うのか。

千切れるのか。


其れを予測する術など、
無いのだけれど。







眼前に。

過去が、
結ばれて居るのだとすれば。


今、
其の刹那に於いては。

其れは、
縁に他ならない。

















途絶える幾つもの糸の中で。

何が、
残されるのか。

何が、
芽生えるのか。




最期の刻限に。

果たして、
其れを附与されるのだろうか。





















近付く機会を得られた、
其の想いを。


 「繋がりが解けてないってのが運命で~す。」


あの子は。

そう、
表現するけれど。















未だ。

解を得られるのが先だと、
言うのならば。










 「あと二年もすれば二十年だよ。」
 「お互い紆余曲折して遠回りして遠回りして。」
 「平行線だったのが交わる日が来るってのも凄いよね。」


あの子の言う、
其の凄さも。

今だけの縁で。







未だ。

評価される程の価値を、
与えられては、
居ないのかも知れないね。





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References
 Mar.13 2017, 「平行線と言うのでしょうか」
 Apr.20 2013, 「初めて繋がった日に為るのでしょうか」
 Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」






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03月04日(日)
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