ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何れ程蓋を重ねさせたでしょうか
何れ程、
積み重ね来た礎でも。


至る経緯が、
総て削除されて了えば。

朧朧たる、
逃げ水にしか為らぬから。





転々と。

想いは、
彷徨い始めるけれど。












言い換えれば。







何度も飲み込み、
幾度も封じ。

無理矢理に捩じ曲げて来た、
其の想いの核が。


嘗ての輝きを取り戻す事と、
同義なのか。


























あの子は。


 「本当に私と付き合っていたのなら。」
 「私と別れて下さい。」


二人の時間を見失い。

至極真っ当な言の葉を、
呟きながら。















 「ねぇねぇ?」
 「うちらって付き合ってる時って仲良かった?」
 「らぶらぶ?」


ずっと昔。

良く目にして居た、
少し奔放で、
少し舌っ足らずな其の姿を。


垣間見せた。





















きっと。

きっと、
こんな風に振る舞える様な場所を。






俺は。

創ってあげなきゃいけなかったんだ。





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References
 Sep.30 2011, 「試練では無いのでしょうか」
 Sep.19 2011, 「何を求めて逢うべきでしょうか」
 Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
 Jan.14 2004, 「偽りの返信でしょうか」
 Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」






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02月12日(日)
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