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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■生きる価値は数式でしょうか
各々の、
其の立場の差異には因らず。
眼前には。
問いと、
応えが在って。
常に、
揺れ続けて居るけれど。
其れならば。
何時途絶えるとも知れぬ薄氷に、
立ち続ける其処へ。
何故に、
態々重い課題が充てがわれるのだろう。
細やかな。
ほんの細やかな問いで、
良いのに。
あの子は。
「気持ちだけ貰って置く。」
「今行政に不服申し立ててるの。」
未だ、
闘う意志も気力も在ると。
そう宣言し。
公の、
其の振る舞いが。
「差し押さえた一週間後に執行します通知だもん。」
「元旦那の金遣いより極悪非道だよ。」
身包み剥いで、
車中から捨て去った其の雄よりも、
道理に悖ると。
軽口を叩いた。
「生きる価値って誰が決めるんだろうね。」
書類で算出された価値に抗おうとする、
あの子の、
其の問いに。
容易に、
応えは浮かばないけれど。
誰かが、
背後で備えて居ると、
想える事は。
きっと、
支えには為るよね。
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References
Dec.12 2016, 「護りは不要と言われるのですか」
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01月07日(土)
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