ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■自らは獲れぬ光でしょうか
極僅かでも。

確かに、
光が注ぐから。


刹那で在っても。

確かに、
明るさを感知出来るから。




延々と続く様に観える、
漆黒の中でも。

自身の意志で、
立って居られるのだ。









言い換えれば。








其の動機足り得る刻を、
求めても。

其処が、
漆黒の儘で在れば。



砕かれた意志を抱えて。

きっと、
途方に暮れる。






















幾度も繰り返され。

其れでも、
再び繰り返されるで在ろう、
其の振る舞いを。



如何にして、
和らげたら良いのだろうか。






















 「今日ね。」
 「両側に補助の人付いて立ってみたの。」
 「激痛で撃沈したけれど。」


あの子は。

光を求めて、
彷徨い。







 「底無し沼。」
 「今の私は私では無いから。」
 「巻き込まれないで。」


希望の一歩に、
挫折して。

絶望の闇に、
喰われて堕ちた。





















頑張って。

立ってみたのにね。






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12月26日(月)
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