ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■愚図な想いも力でしょうか
戻れ。

戻れ。

其れだけを希うのは。


唯の、
盲目だろうか。












其処に、
何れ程の能力が宿るのか。

其れは、
測りようも無いのだけれど。



其処に、
在らん限りの想いを、
宿せば。


少なくとも。

其れは、
想いを断ち切る方向へ、
働く事は無い。









きっと。






















 「少し早いけれど。」
 「お誕生日おめでとう。」
 「残り一週間切ったんだけれどね。」
 「ここまでみたい。」
 「許してね。」


贈れぬ予感に添えた、
あの子の、
祝いと謝罪へ。



毎日、
毎日、
言の葉を投げ続ける。

意地でも、
其の手を止めさせない様にと。




























 「ずっと起きろって聞こえてたよ。」


数日振りに返る、
反響音に。

胸を撫で下ろしながら。











本当は。

想いを断ち切る事こそが、
想いなのだと。





未だ。






未だ。

想えない。





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References
 May.30 2014, 「もう一度忘れて終えば続くでしょうか」






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05月24日(火)
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