ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■噛み逢わぬのは時機でしょうか
確かに。

互いが、
互いを、
向き逢う時間は無くて。


一方が、
一方に、
想いを注ぐ時季しか。

無かったけれど。









少なくとも。

未曾有の、
揺れ続けた日々には。



仕事を、
辞めたが故に。

姫と、
娘が、
共に居られた。













何が正解か。


其れは。

毎日、
誰もが分からずに、
在って。





加えて。


其の辿り着いた解すら。

万事、
塞翁が馬でしか無いのだ。






















 「タイミングが悪いんだろうな。」
 「きっと仕事辞めなければ良かったんだよね。」

そう零す姫に。



 「何が良かったかなんて。」
 「其れは分からないんだよ。」


其の、
何れが解かですら。

曖昧だと返す。

















多分。




姫が、
仕事を辞めたが故に。

俺に向き逢う刻が、
産まれて。



向き逢う刻が無い事にも。

きっと、
其処で気付けたんだけれど。





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References
 Sep.13 2011, 「会話する気は在るのでしょうか」
 Jun.19 2011, 「千切れた芯は結い直せますか」
 Mar.11 2011, 「浮かんだ命が真実でしょうか」






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04月20日(水)
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