ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何処で判って了いましたか
其の存在は。
少なくとも、
痕跡を消して後に入れ替わるから。
其れを、
伝えるか否かは。
総て、
此方側の言動に差配される。
其れ故に。
丁寧に、
丁寧に。
此れ迄以上に、
言の葉の端へと想いを向ける、
其の配慮が。
逆に。
僅かな違和感として、
捕らえられて了うのだろうか。
たわい無い会話の、
其の直後に。
「私の知らない所で出た?」
「如何して?」
「小坊主の電話の口調が気になって。」
「分かっちゃったか。」
「付き合い長いからね。」
あの子は。
的確な、
言の葉を追い打つ。
履歴ごと消された、
其の、
文の中身を。
如何に扱えば、
好ましい結果をもたらすのか。
其れは。
未だ、
明確では無いけれど。
あの子も。
其の存在も。
決して、
自ら問おうとせずに。
総てを、
俺に預ける心算なんだね。
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References
Mar.04 2015, 「底無しの深度に踏み入れてませんか」
Mar.01 2015, 「扉は閉じずに居てくれますか」
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05月16日(土)
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