ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■強く想える刻ですか
嘗ての、
刻み付けられた想い。
行く末の、
目指す想い。
日々の、
寄り添う想い。
真に、
自身を支える其の、
動力源は。
過去、
未来、
現在。
果たして、
何れの想いなのだろうか。
先の視えぬ孤軍に在って。
自身の限りに、
事へと向かった嘗ての経験は。
其処に。
強靱な胆力を、
付与してくれるのだけれど。
飽く迄。
其れは、
限りの想いを注いだが故に、
得られる礎で。
漠然と通り過ごした刻に。
然程に、
力は注がない。
「夢見てた。」
「何故か小坊主の実家にお邪魔してて。」
「此処に来た事在るんだもんな。」
「付き合っても居なかったのにね。」
「付き合う所か初めて逢ったのに。」
「何で実家になんて連れて来たんだろう。」
「甥っ子が来てるって言ったから。」
「でもそうだとしても。」
「もうちょっと気の利いた所とかさ。」
十数年も過去の。
頼りなく、
余裕無く、
唯、
過ぎて流れた半端な刻を。
「でもそうだとしても。」
「もうちょっと気の利いた所とか。」
「二十代なんて嫌な思い出ばかりだから。」
「結構楽しかったんだよ。」
あの子は。
殊更強く、
想って居るんだね。
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References
Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」
Apr.20 2013, 「初めて繋がった日に為るのでしょうか」
Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
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01月04日(日)
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