ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■手を離せますか
歩みには。

実数解を有する事と、
虚数解しか持ち得ぬ要素が、
在って。


客観視可能な指標は。

其の内の、
具現化出来る一部にしか、
過ぎない。




眼前に顕在化せぬ、
要素は。


飽く迄。

受容する想いを前提とした、
極めて、
希薄な存在なのだ。






其れ故に。





芯が削られ逝く、
日々に。


何時か、
検出可能な閾値を下回る、
其の刻限が。

来るのは必然だ。
















既に灯りの消えた、
虹色の橋を。

遠目に眺めながら。



 「最後のバルサン。」

 「晩餐でしょ。」
 「其れに飯の時間じゃ無いし。」



あの子は。

あの子なりの言の葉で、
自身の限界を、
訴えた。

















 「小坊主は私に何をくれた?」

 「御免。」

 「御免。」

 「謝るのは俺の方だろ。」


一瞬零した、
あの子の弱音と。

強い、
強い、
直後の想い。








ほら。


何も応えて居ないのは、
俺で。

何も応えなかったのは、
俺だ。





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References
 Jul.16 2013, 「振り返る時が終焉でしょうか」
 Jul.23 2013, 「風穴を拵える必要が在るでしょうか」
 Jul.02 2013, 「生殺与奪と言う事でしょうか」






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10月06日(日)
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