ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■請われる儘で居て良いですか
相応しい想いも。

請われる想いも。


刻一刻と、
入れ替わるのだから。




其れが、
如何なる想いでも。


其の刻に於いて、
最善で在るのならば。

其の想いを添えたいと、
希う。









触れて居る、
其の刹那だけは。

痛みが、
消えると言うのなら。



ずっと。

ずっと。

快楽に溺れ続ける一晩でも、
構わない。





















 「如何した?」
 「痛むのか?」


異変に気付き、
目を覚ました俺に。

唯。


 「御免。」
 「抱いて。」


一言を絞り出し続ける、
あの子の。


束の間の安眠を。

必死に、
祈り続けた。


















 「小坊主の。」
 「身体は好きだよ。」


そう言いながら揺れる、
あの子の、
下腹部の余裕に。


言い出す迄、
知らない振りをするけれど。





其れでも。



最期の、
父の土気色と。

あの子の顔が、
幾度と、
無く重なって了うね。





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References
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」






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10月07日(月)
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