ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[156849hit]

■足並みを揃えて祝いませんか
三百六十余日の、
一つに。

如何程の、
重みを添えるのか。


其れは、
想いの深さを反映する、
確かな指標だけれど。




其処に、
生じた時差は。

想いの差異の、
具現化なのだろうか。









互いが、
互いの内で温めた、
其の風景に。

互いに、
目一杯想い描いた、
其の祝宴に。


想いが、
ささくれ立つ。





















虚の存在を、
軽んじた訳でも無い。

其の想いを、
後回しにした訳でも無い。




強く想い描いた、
其処に。

何故、
齟齬が宿って了うのだろう






















 「今日は何の日か分かってるの?」

 「誕生日だろ。」

 「知ってたんだ。」

 「だからこうしてケーキ屋に居るんでしょうが。」

 「何も言わないから。」
 「覚えて無いと思ってた。」

 「何処の家に。」
 「真夜中から子供の誕生会をする馬鹿が居るんだよ。」















月の力に護られる子を、
月光の下で祝う。

幼児が朝目覚めて動き出した、
其の一日を祝う。


どちらも。

目一杯想い描く愛情に、
違い無いのにね。





----------
References
 Aug.14 2012, 「禁句が幾つ見付かるでしょうか」
 Nov.28 2012, 「一月だけの命でしょうか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
08月14日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る