ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何処で産まれた行き違いでしょうか
飽く迄。

個と、
個が、
重なり在るだけだから。



視点や、
意識や、
想いの。

其の、
差異や解離は。


在り触れて居るのだ。









本質は、
きっと其処には無くて。


其の、
差異や解離を感知出来るか、
否かに。

そして、
鋭敏に応答出来るか、
否かに。


在るのだろう。


















其処に委ねたのは、
唯一の、
想いで在って。


其れは。

種別や、
属性や、
対照を、
持ち合わせる物では無い。




互いに。

其の位の事は、
十二分に、
理解して居るのだ。









其れでも。

位置付けや、
関係性を、
其処に求めて了う事。


不安や、
不満や、
不信を。

顕在化させて了う事。



そして。

其の軽重を、
互いが、
然程感知出来ては居ない事。










逢瀬の最終日。



 「平仮名だって言ってたよね?」

 「俺そんな事言ったかな。」
 「漢字二文字だよ?」

 「平仮名だから。」
 「だから此の子は漢字で良いって・・・」



行き違いが一つ。

あの子と俺の、
綻びを、
大きく裂き千切る。
























其れは、
平仮名では足りなくて。



娘の名にも。

文字に、
想いを託して在るんだ。





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References
 Dec.07 2013, 「唯一贈れる物でしょうか」
 Feb.03 2006, 「ほのかに春が薫りますか」






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07月15日(月)
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