ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何時まで届く訴えでしょうか
一度。
又、
一度。
度々の、
其の発熱が。
今度は、
重篤な物では無いのかと、
毎々怖れ。
一度。
又、
一度。
度々の、
其の痛みが。
今度は、
期限の宣告では無いのかと、
毎々怖れる。
発熱も、
痛みも。
元から、
度々訴えて居た物で在って。
此れ迄と。
何ら、
変わらないのに。
其れが。
此れ迄とは違う、
危機感を。
如何しても、
呼び覚まして了うのだ。
「熱い・・・。」
「痛い・・・。」
「そっか。」
「早く落ち着くと良いね。」
気取られぬ様に、
平静を粧い。
静かに、
努めて静かに。
応じるしか、
出来無いのだけれど。
此の儘、
言の葉が途絶えて終わぬ様にと。
切に、
切に、
希うしか無いのかな。
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References
Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」
Apr.30 2013, 「和らげて居る心算でしょうか」
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05月23日(木)
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