ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■次は無い湯煙でしょうか
一瞬だけ。

其処に、
遊び心や香辛料が在れば、
充分で。


決して。

自身を曲げたり、
無理をする必要など、
無いのだけれど。






其の場限りと、
想い極めた刻で在れば。


其処に。

鬼気迫る、
凄みが宿るのだろうか。











自ら、
身体を寄せ。

既に逆上せた顔で、
意固地に身体を振り続ける、
あの子の姿に。


気圧されて。





 「無理するなよ。」

 「嫌。」

 「逆上せるよ。」

 「嫌。」

 「駄目。」

 「嫌。」

 「嫌じゃ無い。」
 「今はお終い。」

 「うん・・・。」
 「そうする・・・。」



無理矢理、
其の動きを制す。



















 「あのさ。」

 「ん?」

 「一緒に入るのも明るいのも自分から迫るのも。」
 「恥ずかしいんじゃ無かったの?」

 「恥ずかしいよ。」
 「恥ずかしいけれど・・・記念。」

 「そっか。」








此の、
想いの源泉が。



期限など意識せずに。


唯、
唯、
想いを重ね逢わせて居る。

其れだけの、
刹那で在って欲しいと。






切に、
切に。

願って終うね。





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References
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」
 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」






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03月02日(土)
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