ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■重心に足り得る想いでしょうか
如何に、
歪な形で在ろうと。

如何に、
異質な集合体で在ろうと。


其の心に、
軸さえ備えて在れば。

決して、
振れる事無く廻るから。







其れが、
是で在ろうと非で在ろうと。

其れが、
真で在ろうと偽であろうと。




芯を、
其処に備え続けて。

想い惑い揺らいだ先に、
変わらずに、
在り続けさえすれば。


其れで、
良いのだろうか。












何が是で、
何が真か。

例え其れが、
刻々と入れ替わったとしても。





 「おいで。」


膝の上に乗せて。

唯、
腕に包み抱く、
其の刹那を。


如何なる時も。

失わず、
備え続けて居る事が。




必要十分な条件なのかも知れない。



















ぐらぐらと。

常に揺らいで歩み来た、
あの子は。




 「小坊主がぐらぐら揺れると。」
 「私は飛んじゃうんだよ。」



若しかしたら。

唯、
軸を欲して来ただけなのかな。




是非など二の次で。





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References
 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
 Sep.20 2012, 「白でも黒でも無い事でしょうか」
 Nov.11 2012, 「受け容れる事は想いでしょうか」
 Nov.25 2012, 「突き詰めて良い想いでしょうか」






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03月09日(土)
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