ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[156907hit]

■不足の因は見付かるでしょうか
同じ嵩ならば、
其の質は不変で在ると。

古来から、
導き出されて来た筈なのに。



其の同じ筈の嵩が。

延び、
縮み、
遅延し、
揺らぐ。






其れ故に。



其の限られた刻を、
如何に、
高質な物とするか。

苦心するのだろうか。














刻への感受性を、
統べる事が出来るのならば。

其の術の在処を、
希う。






















本来なら。

同等の筈の、
数日に。


 「あのね。」
 「逢った気がしないの。」


あの子は、
不満を零した。















如何にしたら。


もう少し、
長く過ごしたかの様に。

想えるんだろうね。






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
06月17日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る