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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■稀も続けば縁に為るのでしょうか
自身の、
一区切りの流れの内に。
稀有な出来事が、
果たして、
幾つ在るのか。
予測するのは難しいけれど。
其の、
稀な出来事を。
幾つも、
共有出来るとしたら。
偶然とは異なる、
何らかの、
縁を。
否応なしに、
意識して了うのだろうか。
其れとも。
矢張り、
唯の偶然なのだろうか。
「暗くなって来たね!」
「雲の間から見えそう?」
「ほら。輪っかになってるよ!」
「何か不思議だな。」
「何が?」
「月食も日食も一緒に見られた。」
「不思議なのはずっと前からでしょ?」
「そっか。確かに。」
意識しなくとも。
こうして、
重なり逢う一瞬が、
幾度と無く、
在る。
其れ故に。
惹き付けて止まない、
何かを、
感知せずには居られないのかな。
お互いに。
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References
Dec.10 2011, 「視界の月は同じ月でしょうか」
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05月21日(月)
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