ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何処迄迫って来て居るでしょうか
本来ならば。


飽く迄、
互いの意思が其処には在って。

其の二つの意思が、
折り合い、
並立する筈なのだけれど。





時に。

意思の他方を無視し、
一方のみを物差しにする輩が、
在るから。


其処に触れぬ様。

そっと、
身を隠す。











其れは。

唯、
時間稼ぎに過ぎないと、
知って居ながら。

























 「あっちゃったよ。」
 「振り切ってきたけれど。」


平静を装う、
あの子の電信に。

慌てて、
電話したけれど。







 「大丈夫か?」

 「うん。」
 「まだドキドキしてる。」

 「後ろ見ながら?」

 「うん。」
 「様子見ながら帰って来たよ。」
 「だから大丈夫。」


其の、
あの子の言の葉が、
大した根拠に基づかぬ事を。

俺も、
あの子も、
理解して居るのだ。
















何処迄、
つけて来ただろうか。


もう。

息を潜める毎日など、
送って欲しくは無いのに。





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References
 Aug.30 2011, 「届かぬ距離も護れませんか」






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12月22日(木)
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