ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■距離を望んだのは此方でしたか
極微弱な信号だとしても。
其処に、
受信の想いが在れば、
門は開かれる。
受け容れる想いが、
皆無なら。
何れ程、
莫大な想いを送信した処で、
伝達しないのだ。
其れ故に。
嘗ての自身の想いは、
少しも、
伝播せずに行き止まり。
今。
逆向きの想いの、
其の流れは、
滞るのだけれど。
自身が、
受信信号を遮断した、
其の瞬間に。
自身の弾く、
想いに、
鋭敏に為るのだろうか。
或いは。
送信されて来る、
其の想いを。
更に、
増強するような機序が、
在るのだろうか。
「震災後。」
「どんどん離れて行ってるのがわかります。」
「一生懸命やろうとすればするほど溝が深まる。」
姫から届く、
其の文に。
増幅された想いの、
其の、
強さを感知する。
其の内の、
ほんの塵程度の欠片でも。
殻を閉じる前に、
見えたら良かったのに。
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References
Oct.06 2011, 「問われて居ると気付けますか」
Jun.19 2011, 「千切れた芯は結い直せますか」
Dec.12 2010, 「一つの幹に為り損ねましたか」
Dec.03 2010, 「余地は如何程在るのでしょうか」
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11月15日(火)
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